<「上」(うえ) [令和2年1月号]
令和2年12月号 兼題 「参加っ」(かたっ)
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.(天位) 救護班 気安す参加って 難儀ぎ知っ (きゅうごはん きやすかたって なんぎしっ)
(唱)(苦しい人を 手助けすっど) (くるしいひとを てだすけすっど)
通り会 参加っ語れば 役く貰ろっ (とおりかい かたっかたれば やくもろっ)
(唱)(GoToEatで 客く寄せっ)(ゴオツウミートで きゃくよせっ)
敬老会 歌に参加って 賞を貰ろっ (けいろかい うたにかたって しょをもろっ)
(唱)(先生や 良か歌を知っ 居いやっで ) (せんせいは よかうたをしっ ちょいやっで)
山登い 参加ろごあっが 身体が否 (やまのぼい かたろごあっが ごてがノ−)
(唱)(体力に合た 山め登らんな) (たいりょくにおた やめのぼらんな)
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令和2年11月号 兼題 「返事」(へし)
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.(天位) 代返な 声色ろ変えっ 軽か返事 (だいへんな こわいろかえっ かいかへし)
(唱)(カラオケも上手じ 声色ろ変えっ) (カラオケもじょじ こわいろかえっ)
(人位) 北四島 返せの返事は 知らん振い (きたよんと かえせのへしは しらんふい)
(唱)(返還す気持は 全然ん無かど)(かえすきもちは ぜんぜんなかど)
借い相談 返事が軽して 裏が心配 (かいそだん へしがかるして うらがせわ)
(唱)(裏が何かが 解れば借らじ ) (うらがないかが わかればからじ)
与野党で 返事の仕方が 凄ぜ変わっ (よやとうで へしのしかたが わぜかわっ)
(唱)(党にゃ独自ん 考げがあっで) (とうにゃどくじん かんげがあっで)
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令和2年10月号 兼題 「激し」(はげし)
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.(天位) 戦時中 激し空襲で 地獄く見っ (せんじちゅう はげしくうしゅで じごくみっ)
(唱)(二度と戦争は すっとじゃなかど) (にどとせんそは すっとじゃなかど)
(人位) 激し雨 平穏し川を 鬼んしっ (はげしあめ おとなしかわを おにんしっ)
(唱)(車い乗らじ 元気い歩け)(くいまいのらじ げんきいあるけ)
折檻も 激し過ぎっと 罰つ貰ろっ (せっかんも はげしすぎっと ぱつくろっ)
(唱)(親も子育す 勉強をせんな ) (おやもこおやす べんきょをせんな)
桜島 激しゅ燃ゆれば 軽る五仟 (さくらじま はげしゅもゆれば かるごキロ)
(唱)(ゆくさおじゃした 挨拶も激し) (ゆくさおじゃした えさっもはげし)
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令和2年9月号 兼題 「打つ」(うっ)
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.(天位) 虐待は 打った傷跡 残こっ居っ (ぎゃくたいは うったきずあと のこっちょっ)
(唱)(子供は国の 宝じゃっど (こどんなくにの たからじゃっど)
(人位) 呆けんごっ ネット囲碁打っ 日が短け (ぼけんごっ ネットいごうっ ひがみしけ)
(唱)(趣味んあっ衆は 呆けはせんど)(しゅみんあっしは ぼけはせんど)
競馬馬 強よ打った程 馬力く出っ (けいばうま つようったひこ ばりくでっ)
(唱)(鼻ん差で 勝負が決まっ ) (はなんさで しょうぶがきまっ)
王さんな ホームラン打っ 人気き出っ (おおさんな ホームランうっ にんきでっ)
(唱)(野球界でな 今も貢献) (やきゅうかいでな いまもこうけん)
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令和2年8月号 兼題 「歌」(うた)
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.(天位) 泣っ居った 赤子が母親ん 歌で寝っ (なっごった あかごがかかん うたでねっ)
(唱)(傍べ母が居れば 安心じゃっで (そべかかがおれば あんしんじゃっで)
(人位) 飲んで食て 歌等ん歌とっ 機嫌な祖父 (のんでくて うたどんうとっ ごっなじい)
(唱)(マイクを握ぎっ 歌も上手じゃっ)(マイクをにぎっ うたもじょしじゃっ)
さすがプロ 喜怒哀楽ば 歌と分けっ (さすがプロ ぎどあいらくば うとわけっ)
(唱)(小節が効いた 歌と方て惚れっ ) (こぶしがきいた うとかてほれっ)
三歳児が 歌っ踊った 誕生日 (みっつごが うとっおどった たんじょうび)
(唱)(将来ちゃ立派な 芸人になっど) (やがちゃりっぱな げいしゃになっど)
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令和2年7月号 兼題 「動っ」(いごっ)
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.(天位) 太て地球 動っ居っとい 揺れもせじ (ふてちきゅう いごっちょっとい ゆれもせじ)
(唱)(何時も平然して 仕事っし居っど (いつもしれっして しごつしちょっど)
(人位) 心臓が 動っお陰で 生きっ行っ (しんぞうが いごっおかげで いきっじっ)
(唱)(過ぎた飲食きゃ 運動は止めにゃ)(すぎたいんしょきゃ うんどはやめにゃ)
下手な注射 手が動っ言て 小言を言っ (へたなちゅしゃ てがいごっちゅて ぐぜをゆっ)
(唱)(経験ぬ積めば 上手じなっど ) (けいけんぬつめば じょしなっど)
動っ浮き パッち撥ねたや 見事て鯛 (いごっうき パッちはねたや みごてたい)
(唱)(浮きと竿ん 手応えで揚げっ) (うきとさおとん てごたえであげっ)
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令和2年6月号 兼題 「栄養」(えいよ)
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.(天位) 赤子いな 母乳が一番 良か栄養 (あかごいな ちちがいっばん よかえいよ)
(唱)(母乳離れすっ 時きゃ難儀しっ (ちちばなれすっ ときゃなんぎしっ)
(人位) 好っ嫌れが 強えと栄養が 臍そ曲げっ (すっきせれか つえとえいよが へそまげっ)
(唱)(文句を言わじ 感謝して食わな)(もんくをいわじ かんしゃしてくわな)
日本食 栄養バランス 出来っ居っ (にほんしょっ えいよバランス でけっちょっ)
(唱)(食事が出来ん 国もあっど ) (しょくじがでけん くにもまだあっ)
小めコロナ 人間ん身体をば 栄養しっ (こめコロナ ひとんごてをば えいよしっ)
(唱)(どん国も絶滅ち努力しっ) (どんくんも ぜっめちどりょくしっ)
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令和2年5月号 兼題 「余っ」(あまっ)
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.(天位) 桜島 マグマが余っ 灰どん撒っ (さくらじま マグマがあまっ へどんめっ)
(唱)(灰が降らんせか すれば良かどん (へがふらんせか すればよかどん)
(人位) 余い餌さ 撒たや魚が 釣れでけっ (あまいえさ めたやさかなが つれでけっ)
(唱)(釣って来たどち 言て帰っ来っ)(つってきたどち ゆてもどっきっ)
字余いも 不足んでん駄目 五七五 (じあまいも たらんでんぼっ ごおしちご)
(唱)(五七五に工夫して作ろう ) (ごうしちごに くふうしてつくろう)
余ったで 二次会い行たや 赤字なっ (あまったで にじかいいたや あかじなっ)
(唱)(二次会の金 貰ろわんで損) (にじかいのぜん もろわんでそん)
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令和2年4月号 兼題 「浮かっ」(うかっ)
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.(天位) 肥満母親 沈んと思たや 軽る浮かっ (だんべかか しずんともたや かるうかっ)
(唱)(浮かっごっ肥えたとじゃ無言っ (うかっごっ こえたとじゃねちゅっ)
(人位) 大学に 浮かったよ言て 孫ご電話 (だいがっに うかったよちゅて まごでんわ)
(唱)(爺の病院な 安泰じゃっど)(じのびょういんな うんたいじゃっど)
予備校は 浮かった数で 人気き獲っ (よびこうは うかったかしで にんきとっ)
(唱)(努力くせんな合格らんど ) (どりょくをせんな うからんど)
名案が 浮こて自信の 句が出来っ (めいあんが うこてじしんの くがでけっ)
(唱)(選者は直き 天賞い選っど) (せんじゃはいっき てんしょいえらっど)
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令和2年3月号 兼題 「苛ねっ」(こねっ)
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.(天位) 桜見い 呼ばれじ苛ねっ 落度探し (さくらみい よばれじこねっ あらさがし)
(唱)(疚しゅなければ 書類を出せば (やましゃなければ しょるいをだせば)
(人位) トランプが 確実とせえ言て 北た苛ねっ (トランプが ちゃんとせえちゅて きたこねっ)
(唱)(簡単に言通いやせんど) (かんたんに ゆとおいやせんど)
皆な可愛で 苛す事ちゃせん 核家族 (みなもぜで こなすこちゃせん かくかぞっ)
(唱)(笑顔で楽しく生活しちょっど ) (えごでたのしく せいかつしちょっど)
一人子を 苛ねっ笑るたや 父親が騒動 (ひといごを こねっわるたや ちゃんがそど)
(唱)(俺が家ん子い 手を出すっと 許さんど) (おいがえんこい てどんだすっと ゆるさんど)
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令和2年2月号 兼題 「言っ」(ゆっ)
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.(天位) 使走ご 先き褒美び言っ 走らせっ (つけかっご さきほうびゆっ はしらせっ)
(唱)(使銭ぬ呉るっと言事つ聞っど (つけぜんぬくるっと ゆこつきっど)
(人位) 遺産分け 遺書等ま不要ん 口で言っ (いさんわけ いしょどまいらん くっでゆっ)
(唱)(良か遺産分けを親がしっ) (よかいさんわけを おやがしっ)
野党ん衆は 与党にゃ堪えん 議をば言っ (やとんしは よとにゃこたえん ぎをばゆっ)
(唱)(今年の花見ぬせんち言っ ) (ことしのはなんぬ せんちゆっ)
天気予報 良当っち言っ 雨具ぐ持っ (てんきよほ ゆあたっちゆっ あまぐもっ)
(唱)(雨ん予報ん時きゃ 傘を持っ行っ) (あめんよほんときゃ かさをもっじっ)
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令和2年1月号 兼題 「上」(うえ)
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.(天位) 郷中ん習慣 生まれた順に 上へ座っ (ごじゅんなれ うまれたじゅんに うえすわっ)
(唱)(良か習慣な 継じっ行かんな (よかしゅうかんな つじっゆかんな)
(人位) 成績が 上えなっ長男い やい気出っ (せいせが うえなっすよい やいきでっ)
(唱)(今ん気持つば 忘れじ頑張れ) (いまんきもつば わすれじきばれ)
流鏑馬は 馬ん上え乗っ 弓ぬ射っ (やぶさめは うまんうえのっ ゆんぬいっ)
(唱)(的を射止めっ 拍手喝采 ) (まとをいとめっ はくしゅかっさい)
関取は 土俵ん上でな 上下げ無し (せきといは どひょんうえでな じょうげなし)
(唱)(稽古をしっせえ 技を磨かにゃ) (けこをしっせえ わざをみがかにゃ)
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