【 外 科 】 胃腸科・肛門科

けが ・ 手足や爪の炎症 ・ 皮膚皮下腫瘍等の処置 ・ 胸部腹部全般 ・ 乳房 ・ 甲状腺 ・ 脱腸 (ヘルニア) ・ 痔 ・ 脚の血栓症等の診断と治療をしています。

外 来
午前中は【月 ・ 水 ・ 木 ・ 金】の川井田理事長、【月 ・ 水 ・ 金】は平田医師、【火 ・ 木】は貴島医師、有馬(剛)医師は【月~金】の診療です。平日午後と土曜日午前中は平田医師、貴島医師、有馬医師が交代で担当しています。創の処置は、ガーゼや包帯を使わずに水仕事や入浴もできる「被覆療法」を取り入れて、皆様に喜んで頂いております。通院ですむ小手術が、平成19年は269件ありました。

入 院
平成19年に担当した入院患者総さんは560名で、その内炎症性疾患 (盲腸・肺炎・尿路感染症等) が180名、外傷性疾患 (骨折・交通事故等) が90名、腫瘍性疾患が50名、その他の疾患が240名でした。

手 術
平成19年は158件の手術があり、主なものでは・・・ 胆石症 : 20件 (うち腹腔鏡下手術 : 18件)、胃の手術 : 10件、大腸 ・ 直腸の手術 : 20件、虫垂炎 (盲腸 ): 22件、ヘルニア (脱腸) : 31件、胃瘻造設 : 50件、その他 : 5件でした。



 最近の話題

1.胃 ・ 十二指腸潰瘍
ピロリ菌という細菌が胃の中に棲んでいることで胃癌や潰瘍ができやすいと云われています。抗生物質を飲んでこのピロリ菌を殺すことで潰瘍の再発が極めて少なくなってきています。潰瘍を繰り返してお悩みの方は、是非ご相談下さい。

2.大腸 ・ 直腸癌
食生活の欧米化によって、日本人も大腸癌が大変増えています。当院の手術も、胃の手術よりも大腸 ・ 直腸の手術がずっと多くなってきています。また症例に応じて腸の病気にも腹腔鏡を導入し、術後痛みの少ない手術が可能となってきています。多くの大腸癌はポリープからできると云われています。このポリープであれば、手術しないで内視鏡での治療が可能です。症状のない今、是非大腸内視鏡検査を受けることをお勧めします。

3.盲腸
従来盲腸炎の原因はほとんどが虫垂炎でしたが、これも食生活の欧米化により 「憩室」 という大腸に袋ができて炎症を起こす病気が著しく増えています。同じように下のおながが痛くなる虫垂炎と憩室炎では手術も入院日数も大きく違ってきます。是非大腸内視鏡検査を受けて、この「憩室」がないかどうかを知っておくことが大切です。

4.胆石症
みぞおちや右上のおなかが痛くなる胆石という病気があります。おなかの超音波検査で診断は簡単です。治療は胆嚢を切り取ることですが、病状に応じて、おなかを切らずに腹腔鏡という器械を使って傷も痛みも少ない手術を取り入れて喜んでいただいています。2008年7月から新病院に新築移転し最新鋭の診断機器が新規導入されさらに診断が迅速・正確になるものと思われますが、特に最新型のMRI導入により胆石症の診断がより早く確実になるものと期待されます。

5.腸閉塞症
おなかの手術を受けたことのある方が、消化に悪いものを食べたときにおなかが張り、痛くなって、吐いてしまう病気が腸閉塞です。当院には 「高気圧酸素療法」 という治療器械があり、これを使ってほとんどの方は再手術することなく治ってしまいます。

6.ヘルニア (脱腸)
股の付け根がふくらんでくる鼠径ヘルニア (脱腸) の手術は、再発の少ないメッシュを用いて行い、約1週間で退院可能です。

7.下肢深部静脈血栓症
片方のふくらはぎが腫れたり痛んだりする病気に静脈血栓という病気があり、最近増えています。脚が痛くて整形外科や針灸に行っても良くならないときはこの病気を疑います。当院はこの病気の治療経験が豊富です。このような症状の方は一度ご相談下さい。


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