内科の対象となる病気は広範囲です。
青雲会病院では主に糖尿病、肝臓、消化器 (以上 専門医常勤)、循環器 (非常勤) の他一般内科を診ています。特に症例の多い消化器内科では胃カメラ、大腸内視鏡などの内視鏡や超音波 (エコー) を使った検査や診断、治療を行っています。
他にも、胃瘻造設、ERCP (胆管や膵臓の画像検査 )なども行っています。
上部消化管内視鏡 (通称胃カメラ) は苦しいと思われている方も多いようですが、希望に応じて浅い麻酔 (鎮静剤) を使っており、これでかなり検査が楽になります。
また、最近は鼻から極細の内視鏡を入れる経鼻内視鏡を導入しこれだと嘔吐反射がないため鎮静剤なしでも非常に楽に検査を受けることができます。
人間ドックやルーチン検査目的の場合はこの経鼻内視鏡を積極的に実施し好評を得ています。
大腸内視鏡も挿入時間は通常5分程度、やや個人差がありますが、難しい方でも20分以内くらいには盲腸まで到達します。
青雲会病院では通常の診断目的のための内視鏡検査だけでなく、内視鏡を使った治療にも力を入れています。
胃や大腸のポリープの切除はもちろんのこと、これの応用で胃癌、大腸癌の早期癌も内視鏡で切除しています。
下の連続写真は大腸のポリープの内視鏡切除の様子です。
一見痛そうですが痛みは全くありません。
この場合はわずか10分ほどで完了です。
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痛みは全くなく、この場合わずか10分ほどで完了しました。
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潰瘍などから出血した場合も内視鏡を使った止血法で手術せずに済むようになっています。
胆石の中でも総胆管にできた石なども内視鏡で排石する手技で治療しています。
また胃潰瘍、十二指腸潰瘍の治療では最近のトピックであるヘリコバクター ・ ピロリ (通称ピロリ菌) の除菌療法を積極的に行っています。
検査も治療もとても簡単です。
しかし、その効果は胃潰瘍、十二指腸潰瘍がほとんど再発しなくなるという劇的なもので、多くの患者さんに感謝されています。
この他、慢性疾患の代表である高血圧、糖尿病なども合併症が出る前にコントロールしていくことが大事で、きめ細かい指導と治療を行っています。
最近よく言われるメタボリック症候群などお腹周りが気になる方はぜひ一度相談下さい。
診察時間は月曜日から土曜の午前までで、いつでも対応できるようにしています。
気軽に御来院下さい。
新病院になり内視鏡室や診察室もきれいで広くなりました。
急性の疾患から慢性の病気までより多くの患者さんに満足できるよう努力するつもりです。
どうぞよろしくお願いします。