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聖母の月
1年のうちでも一番過ごしやすい時期となりました。新しいクラスの緊張も解け、ちょっとひと休みのゴールデンウィーク。それぞれの家庭でゆったりと過ごしてきたのでしょう、子どもたちの表情も落ち着きました。5月に入り、園外保育、英語で遊ぼう、神さまのお話、誕生会など本格的に動いていきます。あいさつや身の回りなどの規律ある行動、お友だちとの協力など学びもたくさんになってきます。5月の第2日曜日は母の日。年長さん、年中さんはお母さんの似顔絵を描きあげ、山形屋とイオン鹿児島中央にて展示。プレゼント製作も、それぞれの学年ごとに行い、お部屋には子どもたちのすばらしい作品が並びました。毎日のお世話をしてくださるお母さん、いつも見守ってくださるお母さんへ感謝の気持ちを伝えることができたことでしょう。
カトリック教会では伝統的に5月は「聖母マリアの月」とされています。北半球ではもっとも爽やかな月、草花が美しい季節だからでしょうか。5月にはマリアの祝日はないのですが、「聖母行列」のような華やかな催しが行われる地域、園や学校もあります。聖母マリアのイメージがこの5月にぴったりくるからなのでしょう。教会は、聖母マリアを単にイエスの母、というだけでなく、すべての人の母と呼んでいます。それは、いつもわたしたちを、善き牧者イエスそして神に取り次いでくださっているからでしょう。喜びのうちにあるとき、困難のうちにあるとき、いつもわたしたちのそばにいて、まもってくださるお母さま。そんな存在がマリアさまなのだと思います。母の日が5月にあるのも、聖母マリアの月が5月であるのも、偶然ではないような気がします。あわただしく始まった新学年がすこし落ち着き始めたこの時期、誰かと何かをわかちあいたくなったりしたとき、聖母マリアさまがいつもそこにいることを忘れずに過ごしたいと思います。
2026年5月
玉里善き牧者幼稚園
岩﨑正幸
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