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見えない力を引き出す
「世界的に有名な数学者の広中平祐さんは、何にでも興味を持つ好奇心旺盛な子どもだったそうです。『鼻はどうしてにおいをかげるの?』『おふろの中では、どうして手が軽くなるの?』など、次から次へと投げかけられる疑問に答えようとお母さんは最後まで付き合ってくれました。どうしてもわからない時は、村のインテリである神主さんや漢方のお医者さんのところまで聞きに行ったそうです。 それが直接、広中さんの数学の研究に結びついたわけではないとしても、考えることの楽しさや、物事をとことんまで追求する姿勢は、お母さんの姿から学んだとご自分の本の中で書いておられます。このようなお母さんの姿勢こそ、真の『幼児教育』ではないでしょうか」(内田伸子著「子育てに『もう遅い』はありません」) 要するに、著者の内田伸子さんがおっしゃりたいことは、お子さんが幼稚園に入る前に、字が書ける、読めるということに一生懸命になるよりも、親が子どもとのかかわりにいかに力を注いでいるのかが、いわゆる、親の姿を見せることが大事なのではないかということでしょう。 幼児期の子どもは、言葉への理解力がやはり乏しいです。したがって「言って聞かせるよりも、して見せる」ことの方がはるかに確実です。それによって外には見えていない子どもの内側に秘められた力が徐々に開花していきます。それが数年後に外に見えてきます。幼児期の教育は、その「見えていない力」を引き出すことが、大事になってくるのではないでしょうか。そうでないとせっかく内に抱いている力が発揮されないままになって、眠り込んでしまいます。 その意味で、遠回り道のようにみえますが、その実、近道なのです。忍耐がいるかもしれませんが、希望と期待と楽しさ持ち続けつつ前に進めて参りましょう。 いよいよ運動会です。子どもたちは元気に、楽しく取り組んでおります。
ありがとうございました。 2025年10月15日 小 川 靖 忠 |
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| 『令和8年度 入園説明会』 日時 10月22日(水)11時~12時 場所 本園 2階リズム室 ※ 10時30分以降に園庭への駐車が可能です。 『入園申し込み』 11月1日より受付が始まります。 <受付時間> 11月1日 8時30分~14時 11月2日以降 月~金 8時30分~17時15分 土 8時30分~14時 『スタッフ募集』 ~一緒に働きませんか~ ◆ 保育教諭 ※ 正規職員 ※ 補助職員 随時募集しております。詳しい内 容につきましては園までお問い合わせください。 |
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| 〒890-0014 鹿児島市草牟田2丁目29-7 電話/099-222-5348 FAX/099-239-6221 園長名/小川 靖忠 設立年月日/昭和33年4月 |
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