年度末、始めに「自分」をよく見よう
あっという間に卒園を迎える時期になってしまいました。 同時にそれは新しく、それぞれが新しい仲間の中に旅立つ時でもあります。つまり別れと出会いの始まりです。 ところで、「今どきの若い人」なる言葉を使ってしまう年になってきました。自分が若い頃は「何を言ってんだよ」と相手にしなかったことが、年齢とともに、自ずとそうなっていくんですね。また、年を取ると、高いところが苦手になってくるというでしょう。怖くなってくるんです。自分ではそうなりたくなくても、体の方が勝手にそっちの方に向いていくんですよ。これも不思議だなと思っています。 つまりは、その年齢にあった傾向、仕事が内在されているんですよ。だから、その年齢になってくると、年寄りはそれなりの仕事、発想できることが準備され、若い人には若いからこそできること、発想できるものがあるんですよ。 とどのつまりは、人はどんな生き方かをしていても、ちゃんとした仕事があって、役割があるということですよ。作品の出来不出来はあっても、それなりの「味わい」があるものでしょう。 年度末になるといろんなことを思います。ひとつ言えることは、誰にも当てはまる唯一のこと、それは、「人は必ず成長している」ということでありましょう。年を取っても、年寄りになってわか人と同じように体は動かなくとも、「人」としての成長は、命ある限り、前に進み続けているということであります。 2024年3月12日
小 川 靖 忠
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〒890-0014 鹿児島市草牟田2丁目29-7 電話/099-222-5348 FAX/099-239-6221 園長名/小川 靖忠 設立年月日/昭和33年4月 |
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