目配り・気配り・心配り
心配りと気配りは、相手のために行動することですが、視点が異なります。気配りは、自分の立場から相手の状況や気持ちを考えて、必要なことをすることです。心配りは、相手の立場になって相手の心に寄り添って、感動を与えることをすることです。目配りは、周囲に目を向けて注意を払うことです。(webmagazine より) これら三つの行為は、その人の「人となり」に大きく関係しているように思います。日頃の間断なき生活の流れの中で培われてきたもの、もともとその人の中に備わっていたものが、外部からのいろいろな刺激を受けながら変化成長し、いざという場面で力を発揮してくるのです。 わたしたち日本人は、特にこの点では優れた民族であろうといわれています。それらを外に発出するときのマナーがとても好感が持てる、という話をよく聞きます。いわゆる「おもてなし」ですね。とても温かさを感じるとか、見ていて綺麗、美しいとか、気持ちが和やかになっていくのだそうです。 幼稚園では新学期を迎え、入園式も終わりました。にぎやかな声が聞こえてまいります。安心できない子どもたちがいることは必然です。全く新しい世界に飛び込んできたわけですから、おまけに、知っている人がいないとなると、・・。大人だって全く知らない人の中に置かれると、気持ちが不安定になります。 ここで先生たちの力が発揮されます。子どもは、自分が安心できる人、できない人を見分ける能力を内に秘めています。だからこそ、日頃の先生方の人としての生き方が、考え方が、子どもに対するときに、温かい姿で出てきてほしいです。それは自然な姿です。ここにプラスして、意識的にこの三つの自分なりの「目配り、気配り、心配り」を合わせて発揮し、そして、子どもたちの育ちを手助けし、見守っていきたいですね。 2024年4月15日 小 川 靖 忠
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『のびのびクラブについて』 4月25日より令和6年度の未就園児「のびのびクラブ」が始まります。入会は随時受け付けておりますので、対象児の方はぜひご参加ください。 |
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〒890-0014 鹿児島市草牟田2丁目29-7 電話/099-222-5348 FAX/099-239-6221 園長名/小川 靖忠 設立年月日/昭和33年4月 |
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