(その2)『 自由詩 』

−自由詩の目次−

歩いて行けなければ 〜武者小路実篤〜
心に太陽をもて 〜山本有三〜
二度と無い人生だから〜坂村真民〜
青春とは 〜サムエル・ウルマン
吟道精神 〜日本吟道学院〜
空を見上げて 〜竹田恵子〜

『歩いて行けなければ』

ふまれても ふまれても われは起きあがるなり
青空を見て ほほえむなり
星はわれに  光りを授けたもうなり
歩いて行けなければ 這っても行こう

〜武者小路実篤〜

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『心に太陽をもて』

心に太陽をもて あらしがふこうとふぶきがふこうと
天には黒くも 地には争いが絶えなかろうと
いつも心に太陽をもて
苦しんでいる人や悩んでいる人にはこう励ましてやろう
勇気を失うな くちびるに歌をもて 心に太陽をもて

〜山本有三〜

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【二度と無い人生だから】

登る日 沈む日 丸い月 欠けて行く月
 四季夫々の星々の光にふれて
我が心を洗い清めて行こう
 二度と無い人生だから

〜坂村真民〜

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【 青 春 】

青春とは人生の一つの季節ではない
それは心のあり方を言う 魂の水々しさだ
歳月は皮膚にしわを増やすが
情熱を失う時に心は萎む
Youthそれは意思
Youthそれは勇気
Youthそれは冒険
Youth燃える情熱
頭を高く上げ希望の波をとらえる限り
人は青春のさ中にある

〜サムエル・ウルマン〜なかにし 礼 訳詞

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[ 吟 道 精 神 ]

『朗吟は邪穢を蕩滌して飽満を斟酌し
血脈を動蘯して精神を流通し
その中和の徳を養って
気質の偏を救うものなり
吟道は気を養うの道なり
人の生や気なり、気竭くれば死す
気は以って養わざるべからず
正風六合に洽く、一声士気高し。
吟じ終わりて清風起こる
一吟天地の心。』

[ 空を見上げて ]

愛されるより、愛していたい、やさしい心になれるから。
つくされるより、つくしていたい、ゆたかな心になれるから。
涙するより、ほほえんでいたい、ひろい心になれるから。
明日を考えるより、今を大切に生きて行きたい、
あつい心でいたいから。

〜竹田恵子〜

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