2025 保育連盟総会 
   
 ☆ 令和7年4月14日(月) 鹿児島別院会議室にて開


 
2025(令和7)年度 総会報告書

 

2025(令和7)度  保育連盟年次総会報告書


4月14日(月)16時30分より18時まで、本願寺鹿児島別院会議室において2025(令和7)年度の教区保育連盟年次総会が開催されました。

当日の出席者数は、加盟84園中22園(Zoom出席者2名。遅参2園)でした。

 開会式では、佐々木哲生鹿児島教区保育連盟理事長の挨拶がありました。

その後、髙山達也先生(竜谷学園・鴨池幼稚園園長)を議長に選出し、以下の議案についての審議が行われました。

【提出議案】

第1号議案 令和6(2024)年度事業報告の件

第2号議案 令和6(2024)年度歳計決算報告の件

~監事監査報告~

第3号議案 令和202)年度事業計画(案)

第4号議案 令和7(2025)年度歳計予算(案)の件

 

【議事の顛末】

先ず議長により、本総会は教区の保育連盟規約第8条2項に基づいて開催されるものであり、審議された議案は出席者の過半数をもって議決されること、並びに出席者が22名であることの確認が行われた後、早速第1号議案の審議に入りました。

 

(第1号議案)~令和年度事業報告

 第1号議案に関して、保育連盟の佐々木哲生理事長が令和6年度に実施した事業の経過、並びに概要について、次の通り報告を行いました。

 

〈総会〉 4月17日に年次総会を開催しました。総会では、令和5年度の事業・決算報告並びに令和6年

度の事業計画・予算案審議を行いました。

 

〈理事会〉昨年度は、任期満了に伴う、役員改選でありましたため、総会前にも一度理事会を開催し、計5回を開催させていただきました。

          理事会では、各研修会の報告や、年度末の3月の理事会では、決算現況、予算案の確認を行

いました。

 

〈研修委員会〉昨年度は4回の予定でありましたが、教区・別院の慶讃法要の記念行事を保育セミナー

の時に開催することとなり、5回開催しました。

 

〈研修会〉


523日、24日は新任職員研修会を開催いたしました。参加者が20名と一昨年に引き続き少ない人数でありました。各園での新卒採用者が減っていることとは存じますが、中途採用等の方でも、まことの保育に携わることが初めての方へは参加の奨励をお願いいたします。

725日に中堅主任研修会を参加者36名に、26日に主任・主幹職員研修会を27名にて開催いたしました。熊本県で児童養護施設などをしている、堀浄信先生をお呼びしました。講義とグループワークで各班で一つの保育をめざしていくという内容で、大変盛り上がり、本年度もお呼びすることとなりました。


・第1回の理事長・園長研修会は台風のため中止といたしました。


10月は保育セミナーの予定でしたが、慶讃法要の記念行事として「仏の子どもと保護者の集い」を開催いたしました。当日は、雨や事故などにより遅れてきた園もありましたが、741名の園児・保護者・先生方が集まっていただきました。鹿児島別院の本堂に初めて入る園児や保護者から驚きと感動の声があがったり、園児の割れんばかりのお念仏が大変印象的でした。うたのお兄さん(福田翔さん)も大いに盛り上げていただきました。

・2月14日には理事長・園長研修会を開催いたしました。8月に来ていただく予定でした、阿久根めぐみこども園の輿水基先生に、少子高齢化の中での園の活動についてお話をいただきました。

8月には福岡にて九州保育大会が開催されました。鹿児島からは24名の参加でした。依頼は30でしたが、一昨年の全国大会と同じ講師であったり、毎回鹿児島は少ないなど依頼数に及びませんでしたが、福岡含めての他教区も達成していませんでした。


1月の「第10回まことの保育指導者養成中央講座」へは、お二人派遣いたしました。

 

(第号議案)~令和年度決算報告

 第2号議案に関して事務局より、次の通り報告を行いました。

  一般会計について

  〇歳入の部

   ・第2項は年度途中で「たに幼めばえ保育園」が加盟いたしましたので、1園分の増額となっております

 ・第4項1目は、「たに幼めばえ保育園」の登録が、宗派負担金入金後であり、還付金期限の後であっ

たため、当初の83,000円となっております。

 ・第42目は、慶讃法要の記念行事開催に伴い、報告書・決算書を提出し助成金を20万円いただき

ましたため、増額となっております。

〇歳出の部

 ・第1項は理事会・研修委員会共に5回会議を行いましたため、増額となっております。

 ・第32目は3組から報告書をいただきましたため、15,000円ずつお支払いしております。他の組の

皆様方におかれましても、ぜひ、組で研修会を実施し、報告書をご提出ください。

 ・第8項については、昨年度、「光栄保育園」の現職の理事長・園長の佐藤隆文様。「大隅中央幼稚

園」「覚照こども園」の前理事長・園長の平島典雄様、「みのりこども園」の元園長石本章子様がご逝去されましたので、慶弔規定に基づき弔慰金と電報を発送させていただきました。

 ・第10項につきましては、理事長・副理事長と共に補正予算を組み、金額を決定し繰り入れました。

 

特別会計について

〇積立金会計

 ・一般会計よりの10万円の会計のみです。

 

〇教材作成費会計について

 ・33セットミニ仏壇をご購入いただきました。

このうち3セットは、石川県の被災地にて、浄土真宗本願寺派の傾聴ボランティアの一環によりご購入されましたことも併せてご報告いたします。

(監事監査報告)

 続いて、監事の平島義仁氏(東隅組・大隅中央幼稚園)による監査報告が行われ、4月9日、決算に

関して笠置信行氏(出水組・慈愛学園)と、歳入・歳出ともに帳簿及び領収書を照合して慎重に審

査した結果、計数並びに費目等に誤りのなかったことの報告がありました。

 

(第1号議案・第2号議案についての質疑)

     質疑無し

 

     賛成多数で可決

 

(第3号議案)~令和7年度事業計画案

・教材の普及と頒布については、先ほど説明がありました通り、被災地だけでなく、過去にはハワイ別院

や子ども会活動を行っているところからもお買い求めいただいている。

・組における研修については、諸事情あると思うが、ぜひ組で研修を重ねてほしい。

 昨年度の子どものつどいは「南隅組の卒園児の集い」の拡大版であるが、他の園と共にお念仏を行うの様子は非常にいいものだと思うので、ぜひ開催していただきたい。

・「保育資料」については、今年度よりオールカラーになった。園長先生で止まらないように各園各クラス

1冊おいていただければありがたい。

・令和8年に「さつま開教150年記念法要」がお勤まりになり、昨年のように何かしらの行事ができれば

と思う。

・中堅・主任職員研修会については、昨年度来てくださった、堀先生にお願いをしている。

・第1回理事長・園長研修会については、竜谷学園の岩本伸一先生にお願いを既にしています。特別支援についての専門家であります。

・仏の子どもと保護者の集いは、昨年度非常に良かったので、本年度も開催したいと思う。

7月は全国保育大会が佐賀教区にて開催される。500名の募集予定であり、鹿児島は25名の依頼者数である。増えてもいいとのことでした。日程的には、3連休となるので、運営委員会でも、やめてくれとお願いしたが、この日程となった。修行式やお泊り会等もあるかもわからないが、よろしくお願いいたします。

 

(第号議案)~令和年度予算案

第4号議案に関して事務局より、次の通り報告を行いました。

 一般会計について

〇歳入の部

・第2項については、決算報告でも行いましたが、昨年度途中に1園加盟いただきましたので、昨年度より増となっております。

・第3項については、現況を鑑みての減。並びに仏の子どもと保護者の集いは、参加園より1万円の参加費をいただく予定となっております。

・第41目については、1園増のため1,000円増となっております。

  〇歳出の部

 ・第2項につきましては、現況を鑑みて減としております。

 ・第5項につきましては、1園増のため1万円増額となっております。

 特別会計について

 〇積立金会計

  ・繰入金につきましては、年度末に理事長・副理事長と協議を行い一般会計の補正を行い、回金額を決定いたします。

〇教材作成費会計について

  ・大きな変更はございません。

 

(第3号議案・第4号議案についての質疑)

     質疑無し

 

     賛成多数で可決

 

その他

〇事務局より

・総会資料に名簿をつけておりますので、皆様ご確認いただき、訂正がありましたら事務局まで、メールもしくはFAXにてお知らせください。

  ・また、宗派の活動方針並びに幼児教育共催金庫についても資料を添付しておりますので、ご清覧いただければと存じます

 

 岡野先生

・共催金庫について、借りるにあたっての注意点はあるのか?

事務局→書類を整えて、余裕をもってご提出いただきたい。教区の委員会並びに宗派の委員会が

        ある。宗派の委員会は日程なども決まっているので、すぐにとはならない。

   平川先生

   ・子どもだれでも通園制度について、各市町村の対応を聞きたい。申請している園はあるのでしょうか?

 井上先生→鹿児島市の説明会があった。令和8年から鹿児島市は義務となるようだ。

義務とは、園の義務らしい。鹿児島市はアンケートもあった。鹿児島市は増員率も多いので、そこをあげるのかどうかという事だ。どこまでやるのかはわからない。
給付なの
で、高いのは高いと思う。

  ・法人の合併や解散について、鹿児島教区内の園でも毎年のように廃園となっている。社会福祉法人の解散などは非常に時間がかかる。建てるときに補助金が入っていれば、返金しなければならなかったりする。

一方で厚生労働省は「幼稚園・保育園はもはやインフラだ」と言っていた。

昨年度の理事長・園長研修会の輿水先生は、どう乗り越えるかというお話であったが、反対に解散や合併についての研修があってもいいのではないかと思う。


4月17日(月)16時30分より17時30分まで、本願寺鹿児島別院会議室において令和6(2024)年度の教区保育連盟年次総会が開催されました。当日の出席者数は、加盟83園中26園(Zoom出席者8名、欠席委任状12園)でした。

 開会式では、今年度より、あらたにご着任いただいた鹿児島教区保育連盟会長の吉川孝介鹿児島教区教務所長と佐々木哲生鹿児島教区保育連盟理事長の挨拶がありました。

その後、秋元凉子先生(竜谷学園・伊敷同朋保育園園長)を議長に選出し、以下の議案についての審議が行われました。


【提出議案】

第1号議案 令和52023)年度事業報告の件

第2号議案 令和52023)年度歳計決算報告の件

~監事監査報告~

第3号議案 令和62024)年度事業計画(案)

第4号議案 令和62024)年度歳計予算(案)の件

5号議案 役員改選について

その他

【議事の顛末】

先ず議長により、本総会は教区の保育連盟規約第8条2項に基づいて開催されるものであり、審議された議案は出席者の過半数をもって議決されること、並びに出席者が26名(欠席委任状・12名)であることの確認が行われた後、早速第1号議案の審議に入りました。

 

(第1号議案)~令和5年度事業報告

 第1号議案に関して、保育連盟の佐々木哲生理事長が令和5年度に実施した事業の経過、並びに概要について、次の通り報告を行いました。

〈総会〉 4月17日に年次総会を開催しました。総会では、令和4年度の事業・決算報告並びに令和5年度の事業計画・予算案審議を行いました。

 

〈理事会〉は、昨年度は4回を予定通り開催させていただきました。

  理事会では、各研修会の報告や、年度末の3月の理事会では、決算現況、予算案の確認を行いました。

 

〈研修委員会〉は、昨年度は4回開催しました。

昨年度に引き続き、第4回以外はオンラインにて行いました。

各種研修会の企画と報告を行いました。昨年度は、当初の予定通りの研修会をすべて行うことができました。

 

〈研修会〉

5月は新任職員研修会を開催いたしました。参加者が新任職員研修会で初めての19名と20人を下回る人数でありました。各園での新卒採用者が減っていることとは存じますが、中途採用等の方でも、まことの保育に携わることが初めての方へは参加の奨励をお願いいたします。
7月は27日に中堅職員研修会を、26日に主任職員研修会を行いました。御講師は昨年に引き続き小池秀章先生でした。先生のご都合により、中堅の日にちと、主任の日にちを入れ替えました。出席者は中堅が48名、主任が34名でした。
8月は第1回の理事長・園長研修会を開催し、京都大学の明和政子先生をお呼びいたしました。39名のご参加をいただきました。先生は脳科学の観点から「乳幼児の脳と心を育てるために大切なこと」と題し、コロナウイルス下におけるマスクが与える乳幼児の発達についてのご講義をいただきました。
10月の保育セミナーでは、21名の方々ご参加をいただきました。午前は 「園における感染症対策」と題し、鹿児島市役所の健康福祉局保健部感染症対策課の方にご出向いただき、感染症対策並びに発生時の行政との連携方法等について学びを深めました。また、午後からは、普段の保育の中で、法話を行う園もある中それらに対応できるように、法話についての学びを深めました。
2月の第2回理事長・園長研修会では、小笠原文孝先生をお呼びして、「園運営における諸問題について」と題し、「子ども通園制度」や保育士資格等にかかる制度改正の方針」について、お話をいただきました。参加者は42名でありました。
新任職員研修会以外は、昨年度より参加者も多かったように思います。
引き続き、まことの保育の充実並びに園運営における諸問題についての研修を企画してまいりますので、ご参加のほどよろしくお願いいたします。

(第2号議案)~令和5年度決算

野村副理事長より読み上げ並びに説明。

まず『歳入』の部。

記載のとおりでありますが、活動報告でもあったように、第3項「研修会参加費」の減額が大きいですが、新任職員研修会の参加者減が主な要因だと思われます。

次に『歳出』の部。

歳入と同じように、新任職員研修会においての支出減や、保育セミナーにおいては、市の職員であったため、支出を抑えることができました。

また、本山での中央養成講座が久しぶりに対面となりましたので、2名の方にご出向いただきました。

補正予算を作成した際に、50万円の回金を行うことができました。

特別会計の中の積立金会計については、回金以外ありませんでした。

事業会計につきましては、一昨年度ミニ仏壇の追加作成を行いまして、保育連盟以外にも子ども会での購入なども見受けられましたので、ぜひ各園にてもご活用いただければと存じます。

(監事監査報告)

 続いて、監事の平島義仁氏(東隅組・大隅中央幼稚園)による監査報告が行われ、4月3日、決算に関して笠置信行氏(出水組・慈愛学園)と、歳入・歳出ともに帳簿及び領収書を照合して慎重に審査した結果、計数並びに費目等に誤りのなかったことの報告がありました。

 

(第1号議案・第2号議案についての質疑)

  質疑無し

(第3号議案)~令和6年度事業計画

佐々木理事長より説明

活動方針は宗派に合わせて、作成しております。

4番の重点項目について、③のミュージカルにつきましては、新作を作成中であります。

⑤の慶讃法要につきましては、今年度各種団体への協賛行事を推奨されておりますので、研修委員会で現在企画中であります。

また、教区内各種研修会につきましては、記載のとおりでありますが、今年度は九州保育大会が福岡で開催され、また、8月23(金)、24(土)と例 年と少し違う日程でありますので、お気を付けください。

各種ご参加のほどよろしくお願いいたします。

(第4号議案)~令和6年度予算案

野村副理事長より読み上げ並びに説明

『歳入』の部。

昨年度において、合併と廃園があり、今年度は83園の加盟園となります。それにより、会費や還付金の額が減っております。また、研修会参加者の減を見込み減額予算としています。

『歳出』の部

歳入の部でありました通り、新任職員研修会の減を見込み、第31目の「職員研修会費」を減とさせていただきました。また、第3項3目の「文書伝道費」でありますが、隔年で制作しておりましたが、昨年の新任職員研修会の参加者減に伴い、余分に余りがありますため、今年度も作成を行わないこととなりました。

5項の宗派負担金は歳入の部でもありました通り、2園減となりますため、記載の金額となっております。

 

(第3号議案・第4号議案についての質疑)

質疑なし。

 

(第5号議案)~役員改選について

昨年度で任期満了となりましたため、本年度より新たな役員となります。

規約に則り、各組より新しい理事をご選出いただき、先日第1回目の理事会を開催し、理事会において、南隅組理事である、佐々木哲生先生を選出いたしました。また、副理事長におきましても、出水組理事の正覚智成先生、竜谷学園の野村修先生が互選されましたので、ご承認賜ればと存じます。

承認

 

また、監事につきましては、総会において選出されたものでありますが、引き続き慈光幼稚園の笠置信行先生と大隅中央幼稚園の平島義仁先生にお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか?

承認

 

また、専門委員会は、理事会の意見を聴取し、理事長委嘱となっておりますが、今年度より、委こども園の佐藤一樹さんに新たにご就任いただく予定となっております。

 

(その他)

事務局より

予決算にもありました通り、各組の研修会に対しまして、助成金を支出しております。コロナ下ということもありましたが、ぜひご活用いただければと存じます。

 

以上