2023 保育連盟総会 
   
 ☆ 令和5年4月17日(月) 鹿児島別院会議室にて開


2023(令和5)年度 総会報告書

 

令和5(2023)年度  保育連盟年次総会報告書


4月17日(月)16時00分より17時3分まで、本願寺鹿児島別院会議室において2023(令和5)年度の教区保育連盟年次総会が開催されました。当日の出席者数は、加盟8622園(Zoom出席者5名、欠席委任状26園)でした。

開会式では、鹿児島教区保育連盟会長の森田順照鹿児島教区教務所長と佐々木哲生鹿児島教区保育連盟理事長の挨拶がありました。

その後、平川明憲氏(南隅組・田代幼稚園園長・和光こども園副園長)を議長に選出して、議案についての審議が行われました。

【提出議案】

第1号議案 2022(令和4)年度事業報告の件

第2号議案 2022(令和4)年度歳計決算報告の件

~監事監査報告~

第3号議案 2023(令和5)年度事業計画(案)

第4号議案 2023(令和5)年度歳計予算(案)の件

その他

【議事の顛末】

先ず議長により、本総会は教区の保育連盟規約第8条2項に基づいて開催されるものであり、審議された議案は出席者の過半数をもって議決されること、並びに出席者が22名(欠席委任状・26名)であることの確認が行われた後、早速第1号議案の審議に入りました。

(第1号議案)~令和2年度事業報告

 第1号議案に関して、保育連盟の佐々木哲生理事長が令和4年度に実施した事業の経過、並びに概要について、次の通り報告を行いました。

4月11日に年次総会を開催しました。総会では、令和3年度の事業・決算報告並びに令和4年度の事業計画・予算案審議を行いました。

 
〈理事会〉は、昨年度は4回を予定通り開催させていただきました。

理事会では、各研修会の報告や、年度末の3月の理事会では、決算現況、予算案の確認を行いました。


〈研修委員会〉は、昨年度は3回開催しました。
一昨年度に引き続き、第4回以外はオンラインにて行いました。
各種研修会の企画と報告を行いました。昨年度は、当初の予定通りの研修会をすべて行うことができました。 


〈研修会〉
 5月は新任職員研修会を開催いたしました。昨年は久しぶりに12日にて行いました。参加は36名でした。
7月は27日中堅職員研修会を、28日に主任職員研修会を行いました。御講師は小池秀章先生でし
た。
出席者は中堅が41名、主任が24名でした。
8月は第1回の理事長・園長研修会を開催し、鹿児島女子短期大学の宇都先生、第1幼児教育短期大学の有岡先生、鹿児島国際大学の福島先生をお呼びしました。今の学生の就職に際してどのような要望があるか?また、就職後の諸問題などをお聞かせいただきました。
10月の保育セミナーでは、むぎっこ保育園の黒川先生をお招きし、発達障害をはじめとして対応や保育の在り方についてこうぎをおこないました。その後、グループワークを通して各園の情報を共有・交換いたしました。 
2月の2回目の理事長・園長研修会では、小笠原先生をお招きし、虐待問題や不適切保育等についてお話をいただきました。また、架け橋プログラムにてもお話をいただいたことであります。

また、教区外研修といたしましては、別紙のとおりですが、7月に行われました熊本の九州大会については、オンラインとの併用で開催されました。1月のまことの保育指導者養成中央講座は、オンラインにて開催され、ゆだ保育園の佐藤先生にご参加いただきました。教区内の研修は、コロナ以前の感じで行うことができましたが、参加者がその時の8割ぐらいでした。2月の理事長・園長研修会は多数の参加者をいただいたことであります。

(第2号議案)~令和4年度決算

事務局より説明。

まず『歳入』の部。

教区からの助成金の他、令和4年度も早期に連盟会費を全園完納して下さったおかげで10%の還付金等、概ね(補正)予算通りの収入があったこともあり、歳入合計は「3,949,421円」になりました。

各研修会に、お繰り合わせご参加を賜りましたこと、改めて御礼申し上げます。

次に『歳出』の部。

ほぼ、(補正)予算に応じた支出状況で、歳出合計は「3,136,805円」になりました。

会議費は、オンライン会議も利用しているため、当初予算より残額が大きくなっております。

35目「育成費」はオンライン開催のため0となっております。

次期繰越額は「812,616円」でありますが、前年度繰越金を差し引いた当期繰越金は「44,212円」となります。

別会計の中の積立金会計については、ミニ仏壇の在庫がなくなり、新たに作成する関係で、50万円を教材会計の方に繰り入れております。また、一般会計の補正を行った際の残額を確認し、45万円をこちらに積み立てております。今年度への繰越金額は「5,013,585円」となっております。

事業会計は、歳入の部は売上金「235,500円」。繰入金と前期繰越金を合わせて「2,104,132円」となります。歳出の内、ミニ仏壇の作成費に「1,702,800円」、そのチラシ代として「32,340円」となりました。管理費が「30,410円」。雑費が「2,435円」。歳出合計は「1,767,985円」となりました。

の結果、令和5年度への事業会計の繰越額は「336,147円」になります。

 

(監事監査報告)

 続いて、監事の平島義仁氏(東隅組・大隅中央幼稚園)による監査報告が行われ、4月5日、決算に関して笠置信行氏(出水組・慈愛学園)と、歳入・歳出ともに帳簿及び領収書を照合して慎重に審査した結果、計数並びに費目等に誤りのなかったことの報告がありました。

 

(第1号議案・第2号議案についての質疑)

 質疑無し

 研修委員より、昨年は久しぶりに12日にて新任職員研修会を開催しましたが、開催にあたり非常にしんどいと思っていた。しかし、実際に行うと、先生方の学ぶ様子や、ご本尊の前で決意表明をする姿を見てやはりやってよかったと思った。しんどいこともあったが、やはりコロナ以前の形で学びを深められたらなと思わせていただいたことでありました。

 
(第3号議案)~令和5年度事業計画

活動方針は宗派に合わせて、作成しております。

4番の重点項目について

①は主にミニ仏壇の普及と活用であります。毎年活用していただければ、各家庭にお仏壇がいきわたと考えます。
「卒園時の集い」昨年度久ぶりに開催させていただきました。8園から160名あまりの参加がありました。
③については、『保育資料』については、各園に1冊ずつ配布されますが、園長先生のところで止まってしますということがあると思いますので、全職員が見ることができるよう最低3冊はお願いしたいと思います。
できれば、各クラスごとに購入いただいたりしていただければと思います。
ミュージカルについては、京都編と越後編を作成中であり、稲田編も新たしいものを作成中である。「まことの保育研修テキスト」は新任職員研修会で使用しております。

⑤については、慶讃法要を機縁として親鸞聖人への学びをさらに進めていければと思います。

 今年度の研修会については、別途、ご案内いたしますが、日程は決まっておりますので、ご予定いただければと思います。理事長・園長研修会には、主任・主幹にも対象を広げるなどもしております。

教区外研修会では、本年度は、7月末日に全国保育大会がございます。以前は、真夏に御影堂に集まっておりましたが、本年度は、ホテルからの参加も可能となりそうです。また、「指導者養成中央講座」についても今年度は対面での開催となりそうです。

(第4号議案)~令和3(2021)年度予算案

事務局より、今年度も当初予算・補正予算を併記し、比較増減は前年度の当初予算の額に対しての数字を表示していることを述べたあと、次の通り説明しました。

『歳入』の部。

1項「教区助成金」について、教区より今年度はコロナ以前の金額である「100,000円」の助成を頂ける予定です。 第2項「会費」は、本年度より2園減となっております。北隅組の薫染保育園さんの休園と学園の東俣幼稚園が恵光幼稚園との合併に伴う減となっております。また、第3項「研修会参加費」については、新任職員研修会の参加費を1,000円増額させていただきました。理由といたしましては、ホテル代の高騰によるものです。第4項「雑収入」については、2園減に伴い還付金が減額となっております。

歳入全体では、7万円増の「4,100,000円」となっております。

歳出』の部

1項「会議費」は、オンライン会議の利用による減額をしております。第3項1目の「職員研修会費」につきましては、ホテル代や参加者増を見込んで、増額とさせていただいております。第3項3目の「文書伝道費」については、隔年での作成のため0となっております。第5項「宗派負担金」については、2園減のため、減額となっております。第6項「大会負担金」については、本年度は本山大会のため0となっております。

歳出合計は「4,100,000円」となっております。

R5年度積立金会計は特に予定はございません。次年度繰越見込み「5,014,000円」となっております。

 
R5年度事業会計につきましては、売上金を70,000円とし、歳入・歳出合計を「406,500円」とさせていただきました。 


(第3号議案・第4号議案についての質疑)

それぞれの議案についての説明があった後、第3号・第4号議案についての質疑が行われました。

①R5予算中『薫「善」保育園』となっているが、『薫「染」保育園』です。

回答) 修正したものを、お送りいたします。

昨年度決算において、決算書のうえでは、一般会計→積立会計→事業会計とお金の流れが見えるが一般会計→事業会計ではだめだったのか?

回答)積立会計→事業会計の50万円は、支払いの際に足りないということで年度途中に回金しているものであり、一般会計→積立金会計の45万円は補正予算作成の際に全体を鑑みての回金 

であるため、性質の異なったものであります。


③ミニ仏壇を再度作成したということであるが、赤字にはならないのか?

回答)前回は管理費などを見越していなかったということもあり、この度は500円の値上げを行い、3,500円とした。600セット作ったので、2,100,000円の売り上げであるため、管理費などを鑑みても、ちょうどぐらいとなると思われる。

(その他)

本年度より、コロナ以前の形にだんだんと戻ってくると思いますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

                                                         以上