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姶良地区医師会沿革 (略歴)

昭和22年 11月 法人設立許可
昭和22年 12月 法人設立登記
昭和45年 1月 姶良郡医師会報第1号発行
昭和45年 6月 第1回姶良郡内科医会開催
昭和49年 4月 第1回愛胃会開催
昭和54年 8月 姶良郡内科医会第100回記念大会開催 記念誌発行
昭和54年 9月 姶良郡医師会館竣工
昭和54年 10月 病院群輪番制開始
昭和56年 4月 姶良郡小中学校心臓検診事業開始
昭和57年 7月 愛胃会第100回記念大会開催
昭和58年 4月 姶良地区高等学校心臓検診開始
昭和59年 2月 姶良郡内科医会第150回記念大会開催 記念誌発行
昭和61年 4月 姶良地区学校腎臓検診開始
昭和62年 3月 第1回姶良エコー会開催
昭和63年 1月 第1回姶良郡医師会医師の日勉強会開催
昭和63年 5月 姶良郡内科医会第200回記念大会開催 記念誌発行
昭和63年 5月 老人保健事業開始
昭和63年 5月 第1回姶良漢方懇話会開催
昭和63年 10月 第1回姶良郡医師会(自主発表)秋季医学会開催
医学会誌発行
平成元年 10月 地区労働衛生相談医制度モデル事業開始
平成元年 11月 親子心臓教室・小児生活習慣病(健康ハートキャンペーン)開始
平成2年 11月 愛胃会第200回記念大会開催 記念誌発行
平成3年 10月 第1回姶良郡医師会学校医・園医会開催
平成3年 11月 心臓検診発足10周年記念行事開催
平成4年 2月 姶良郡医師会医学会誌国立国会図書館納本(ISSN 0917-9267)
平成4年 7月 姶良地区小児成人病予防検診開始
平成4年 7月 姶良郡内科医会第250回記念大会開催 記念誌発行
平成5年 5月 会館別館建設
平成5年 6月 姶良・大口伊佐地域産業保健センター開設
平成6年 7月 第1回学校保健研修会(養護教諭との協議会)開催
平成6年 11月 第1回姶良地区医療機関親善ボウリング大会開催
平成7年 10月 姶良郡医師会訪問看護ステーション開設
平成7年 11月 愛胃会20周年記念講演会
平成9年 4月 姶良郡内科医会第300回講演
平成11年 3月 愛胃会第300回記念講演会
平成11年 9月 指定居宅介護支援事業所認可
平成11年 10月 インターネット姶良郡医師会ホームページ開設
平成12年 7月 隼人町立医師会医療センター開設
平成12年 7月 医療センター小児科時間外診療開始
平成12年 10月 保健事業推進功労厚生大臣表彰受賞
平成12年 11月 日本医師会最高優功賞受賞
平成13年 6月 心臓検診発足20周年記念講演会
平成15年 5月 愛胃会第350回記念講演会
平成15年 10月 「親子で体験健康教室」開始
平成15年 12月 姶良郡内科医会第350回講演
平成16年 6月 小児科診療休日在宅当番医開始
平成18年 6月 内科時間外救急診療(医療センター)開始
平成18年 11月 姶良地区健康セミナー(市民公開講座)開催
平成19年 7月 姶良地区医師会愛胃会400回記念講演会
平成20年 1月 第1回在宅医療連携研修・検討会(在宅医療・福祉研修会、交流会)発足
平成20年 2月 姶良地区循環器ネットワーク協議会発足
平成20年 3月 姶良地区循環器救急(CCU)輪番制開始
平成20年 3月 「災害時の医療救護に関する協定書」締結
平成20年 5月 医療センター内に消化器病センター設置
平成20年 9月 姶良地区脳卒中医療連携促進検討会発足
姶良地区地域がん医療連携体制協議会発足
平成21年 2月 第2回在宅医療・福祉研修会・交流会
平成21年 3月 鹿児島県がん診療指定病院(医療センター)承認
平成21年 4月 医療センター内に外来がん化学療法センター設置
平成22年 1月 医療センター脳神経外科開設
平成22年 5月 姶良郡内科医会第400回記念講演会
平成23年 3月 医療センター糖尿病医療連携協議会発足
平成23年 9月 医療センター救急外来・中央手術棟整備
平成23年 9月 愛胃会第450回記念講演会開催
平成25年 4月 姶良地区医師会名称変更 公益社団法人移行
平成25年 9月 姶良地域救急医療連絡協議会発足
平成25年 10月 姶良地区医師会在宅医療推進地域支援事業開始
平成27年 4月 姶良郡湧水町立各小学校4年生心臓検診開始
平成27年 11月 姶良地区脳外科夜間休日輪番制協議会発足
平成27年 11月 姶良地区愛胃会第500回記念講演会開催
平成28年 1月 姶良地区脳外科夜間休日輪番制開始
平成28年 4月 霧島市立各小学校4年生心臓検診開始
平成29年 4月 姶良市立各小学校4年生心臓検診開始

歴代会長

  • 飛松良幸会長(大正12年)
  • 永田安愛会長
  • 平山茂樹会長
  • 池田勇吉会長
  • 昭和22年10月 医師会解散
  • 昭和22年12月8日 新制 医師会設立総会(会員112名)
  • 初代会長:鵜木小四郎(昭和22年11月~昭和43年3月)
  • 二代会長:時任寛雄(昭和43年4月~昭和47年3月)
  • 三代会長:西元英士(昭和47年4月~昭和51年3月)
  • 四代会長:前田耕志(昭和51年4月~昭和61年3月)
  • 五代会長:山崎次丸(昭和61年4月~平成2年3月)
  • 六代会長:岩城 巌(平成2年4月~平成8年3月)
  • 七代会長:西 清文(平成8年4月~平成14年3月)
  • 八代会長:西元英明(平成14年4月~平成18年3月)
  • 九代会長:八木幸夫(平成18年4月~平成26年1月)
  • 十代会長:佐藤昭人(平成26年2月~現在)

表彰関係

  1. 医師の生涯教育について
    姶良地区医師会では早くから医師の生涯教育に取り組み、昭和45年5月に姶良郡内科医会を設立、また昭和48年10月姶良郡胃レントゲン読影会を発足、会を重ねて姶良地区医師会愛胃会を昭和49年4月にスタートさせ平成2年からは大腸癌等消化器病の勉強会としてケースカンファレンスにも取り組み、毎月中断なく開催しており、内科医会・愛胃会ともそれぞれ300回を超えて開催している。

    昭和63年1月からはその他に毎月14日(医師の日)に生涯教育講座を新設し、前述の医学的な勉強会とは別に医療的課題を中心に開催し150回をむかえる。

    また、期を同じくして腹部エコーを中心とした姶良エコー会、漢方を日常診療で生かすための漢方懇話会を開催し、成果をあげている。更に郡医師会総会後に定期的に開催している春秋の医学会があるが、春季医学会では新任の大学病院教授の特別講演、秋季医学会では会員自前の発表形式の学会があり発表内容は医学会誌として国立国会図書館へ登録している。

    会員の生涯教育には様々な場を提供しその充実に努め、会員相互の意思疎通と共に互いの資質向上のために病診・診診連携を促進し、会員の医学レベルの向上と地域医療へ貢献している。

  2. 学校保健活動について
    学校保健関係でも地域医療の一環として全会員参加による学校医・園医会を平成3年3月に組織し、学校保健活動における様々なテーマを取り上げた勉強会を学校関係者を含め現在までに26回開催しており、学校医・園医の資質の向上と関係者との連携強化に役立っている。

    更に毎年1回、各市町養護教諭代表者と学校医との学校保健研修会を平成6年より開催、学校保健の現状を踏まえ学校保健活動について広い視野に立ち、養護教諭・学校医が意見交換、協議を重ねることにより互いのコミュニケーションを深め学校保健活動の向上に寄与している。

    これらの活動に支えられて、学校心臓検診は昭和56年から開始して20周年、学校腎臓検診は昭和61年に開始して15周年になり、今までの実績を基に有所見者に対する無料でのフォローアップ検診や心臓手帳・腎臓手帳の無料配布を行って内容の充実に努め、常に学校保健の向上に積極的に取り組んでいる。

    ちなみに当地区では、平成4年から小学校4年生・中学校1年生を対象に小児生活習慣病予防健診の実施に取り組み、12市町中約半分の5町が生活習慣の改善の動機付けとして取り組んでいる。

    一方、子供たちの体験学習を通じた健康教育という観点から心臓や生活習慣病についての知識を深めてもらうことを目的に『親子で体験 健康教室』という教室を平成元年から開催しており毎年200名近い参加者に健康教育を実施し小児期からの生活習慣病の予防及び健康づくりに取り組み、予防健診と共にその成果を確実なものにしている。

  3. 老人保健事業について
    老人保健法に基づく健康審査については、昭和58年発足当初より実施主体である市町に全面的に協力する形で実施してきた。

    昭和63年からは基本健康診査が実施されることになり、市町からの依頼もあり、姶良地区医師会として会員の積極的な支援を得ながら健診スタッフ、健診車、心電計・眼底カメラ等の健診機器をそろえて本格的に老人保健事業に取り組むようになった。

    昭和63年は健診体制の整った姶良地区内3カ町の672名から実施し、平成11年までの12年間に延べ1,665日、118,449名の地域住民の健康診査を実施している。 また、大腸がん検診にも平成4年から取り組み、平成11年までの8年間に延べ51,832名に実施している。

    特に大腸がん検診問診表の取り扱いについて、免疫学的便潜血反応検査が陰性で、問診表上に自覚症状がある被検者については、問診表の活用を充分に行い医療機関への受診を積極的に勧め、フォローしてきた。

    今後の展開として、データ管理のコンピューターシステム化が急務となり、平成12年度を準備段階として、平成13年度の地区内全市町のコンピュータ管理完全実施を念頭において、疾病の予防から早期発見、早期治療のために各市町との連携をとりながら取り組んでいる。

保健事業推進功労厚生大臣表彰

日 時 平成12年10月12日
場 所 日比谷公園内「松本楼」
表彰理由 保健事業に長年にわたり貢献し、今後も寄与することが期待される団体として

第53回日医設立記念医学大会 日本医師会最高優功賞

日 時 平成12年11月1日
場 所 日本医師会 大講堂
表彰理由 生涯教育活動の推進に貢献した医師会

平成23年度救急医療功労者 厚生労働大臣表彰

日 時 平成23年9月9日
場 所 厚生労働省
表彰理由 早くから夜間・休日在宅当番医制を開始し、地域の救急医療体制の確立に貢献