
全般的な管理方法
刈り込み(整枝・剪定)&摘芯 
ハーブを育てるうえで重要な作業です。
種類にもよりますが、たいていのハーブが春〜秋にかけて、
生育が旺盛になる為に鉢植えであれば、鉢とのバランスが悪くなり、
露地植えであれば、なおさら大きく育ちます。
大きくなった!・・・と喜んでばかりは居られません!
そのままにしておくと、
株が老化して葉が硬くなったり、下葉が落ちたり、
更に、
通気が悪くなる為に害虫が寄生したり、病気になったりすることもあるのです。
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刈り込むことですっきりさせ、後々ボリュームのある枝ぶりに! |
一節ずつ摘芯! |
夏を無難に越す為に・・・
前項でも触れましたが、ほとんどのハーブが夏に体力を消耗し、
危険な時期です。
この時期は、株にボリュームがあると下葉が落ちたり、
通気が悪くなる為に害虫が寄生したり、病気になりやすいので注意が必要です。
対策としては、株を刈り込んでスッキリさせてあげることが大切になり、
種類にもよりますが、たいていは株の半分〜3分の1程度まで刈り込みましょう。
寒さに弱い種類は傷み始めたらコンパクトに!
多年草・球根類・樹木などであっても
そのまま、屋外で雪にも大丈夫!・・・という訳ではありまん。
冬に弱い品種は寒くなるにつれ葉が黄色くなったり、落葉し始めますので、
室内に取り込む関係からもコンパクトに刈り込んでおく必要があります。
もし、傷んだ状態のままで室内に取り込んだりしますと、病気になったり、
傷んだ枝先から枯れ込んで根まで枯れる場合がありますのでご注意下さい。
夏&冬越しのあとは・・・
夏越しはやや日陰で管理しても温度がある為に徒長、
冬越しは満足のいく日光浴をさせることが難しく中途半端に温度があると、
株が軟弱でヒョロヒョロになりやすいかもしれませんね。
危険な季節を無難に越す為ですから、仕方がありませんが、
無事に越して生育を始めたら、軟弱に育った部分から刈り込んであげましょう。
すると順調にわき芽が出てガッチリした株を早く作ることが可能になります。
※急激な日光浴は葉焼けの原因になりますからご注意!
株のバランスを保ち、新鮮な葉・花をたくさん収穫する為に・・・
株が大きくなり過ぎると前述のようになりますが、さらに倒れやすくなる為に、
鉢・露地栽培共に、株のバランスを考える必要があります。
刈り込むという作業は、株の老化を防ぎリフレッシュさせることも出来るのです。
刈り込むことで株元からたくさんの新芽が発生し、後々新鮮な葉・花を
収穫することが可能になります。
ある程度大きくなったらマメに刈り込みを繰り返すことがポイントですよ!
花を収穫・利用しなければ早めに摘み取る!
ハーブ全般に共通することなのですが、
目的として花を利用するものでなければ、ツボミが出てきたら早めに摘み取りましょう。
そうしないと、葉が次第にかたくなり、風味もおちてゆきますし、
何より株が衰弱しますのでご注意!
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アフログリーンバジルの花 |
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