『髪の毛の話あれこれ』

そもそも「髪の毛ってなんではえてるわけ?」
なんてあんまり考えてみた人はいないかもしれませんが、
しかし、よーく考えてみるとちょっと奥が深いわけなんですよねーこれが!
100人いれば100通りの髪質があるわけですが.....そこが又美容師のつらいとこなんですけれど
それでは、いったいなぜにゆえに何のためにはえているのか????
ほ〜らだんだん知りたくなったでしょう?
そこで、ちょっと私なりに知っていることについてあれやこれやと書いてみましたので
興味のある方はど〜ぞごらんくださいませ!ちょっとはためになると思いますよ...

1.身体の保護 保温 触覚 などの機能
  大昔それも太古の原始人は全身毛むくじゃらだったわけで、どこがでどこが
  なんて区別がつかなかったんですが、全身にその機能がそなわっていたわけです。
  そのうち、進化して、いらないところはだんだん退化してしまって
  それぞれの機能(眉毛、まつげ、鼻毛、脇毛、etc...)など本来の機能を果たしつつ
  現在にいたるというわけです...
  しかし、中には今だ進化の過程にあるという方もときどきおられます...あっこりゃあ失礼!(^^;
  
今でも、体毛は薄くなってはいても全身を覆ってはいるわけですから
  外部からの刺激(直射日光等) をやわらげたり、暑さ寒さから身をまもってくれたりしています!
  「そんなことぐらい知っとるわい!」とおっしゃる方もあろうかと思いますので
  これはとっておき!『身体の中で畜積されると害になる水銀ヒ素、などの重金属を
  毛髪の中にとりこんでそのうえ体外に排泄してくれる』という大切な働きをしているのです!
  水銀なんかが身体にたまったひにゃーどえらいことになりまっせ!いきなり関西弁か?
  その最も究極の状態があの水俣病ですよ! 金属は髪の毛を通してしか排泄されないんですね
  ですから髪の毛はエライ!のでありますよ
  そしてなにより『髪質は体質』身体が健康でなければ髪も当然美しくはないということです!

2.性別、個性、などを特色づける装飾としての機能
  これは、私達美容師のテリトリーですね!
  古代エジプトの時代より髪は「美のシンボル」とされてきました!
  文献によりますとウエーヴヘアを最初にとりいれたのが紀元前3000年の昔の
  古代エジプトのご婦人方だそうで毛髪に湿った土をぬってそれを木の枝等でまきつけ
  なんとあの灼熱の地であることを最大限に生かしがんがんてりつける あのの直射日光のところで
  長時間かけて乾かしたそうですから考えただけでもくらくらきそうな話ですね〜
  今で考えると「湿った土=セットローション」「木の枝=カーラー」
  「直射日光 =ドライヤー」というわけです!それにしてもすごい知恵ですよねー
  昔の人はやっぱりえらかったそしてあんな時代でもちゃーんとそれなりに
  おしゃれしてたんですねー...すばらしい!
  エジプトといえばかのクレオパトラは最初に泥パックをした人でもあるんですよ
  御存じでしたか?全身泥パックしていたそうですが、なぜあの時代で泥に含まれている
  ミネラル等のさまざまな栄養分の効果が解ったんでしょう?
  おそるべしクレオパトラ!さすが歴史的美人ですよね!
  どーやら エジプトは文明のみならずおしゃれの発祥の地でもあるということですねー!
 
このページは髪の事についてあれこれ書いていきたいと思っています!出来る限り 事実に基いた内容
をめざしますがいつまでネタがつづきますやら...?
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