☆ スローガン　　親鸞聖人の生き方に学び、まことの保育を広めよう
　☆ 研修テーマ　　「今を生きて生かされてともに育ち合う」
　　　　　　　　　　　　　　　〜阿弥陀さまのお慈悲、報恩感謝
　☆ 大会テーマ　　まことの保育について〜基本的理解とその実践の仕方〜
　☆ 期　　　日　　令和３年（2021）年８月21日-22日
　☆ 会　　　場　　本願寺鹿児島別院本堂（鹿児島市東千石町21番38号）
　☆ 講　　　師　　小笠原文孝 先生（守破離福祉会理事長）
　☆ 講　　　師　　佐々木哲生 鹿児島教区保育連盟理事長
　☆ 研究発表　　　鹿児島教区保育連盟加盟園
　☆ 研修参加費　　4,000円
　☆ 参加対象 　　　加盟園の理事長・園長及び園に勤務する全ての職員
　☆ 参加申込　　　別途申込書（令和３年送付予定）　

人間形成初期の乳・幼児期における保育の重要性が指摘される中で、特に今求められている「こころの教育」を推進する基盤として宗教的情操教育に期待いるところは極めて大きなものがある。
　この時にあたり、宗祖親鸞の生き方に学び「まことの保育」の一層の充実と進展に努め、乳・幼児保育の確立をはかる。

　

従来からの研修会・研究大会等に加え、近年は処遇改善にともなうキャリアアップ研修会も催されるようになったことにより、数多ある研修等の中からどの研修会に参加するかを検討する場合、必然的にその内容の是非が厳正に吟味されるようになってきました。
　このような現況と本研修大会が「まことの保育大学講座」であることを勘案して、この度の鹿児島大会では、まず「ここでしか受けられない内容にする」ことを目標に掲げました。そして、具体的には自らが内外に標榜している「まことの保育」とはどのような保育なのかということを真摯に問い、それを日々どのように実践していけばよいのかということを考察するとともに、保育現場での実践例を発表することによってその目標の達成を試みることにしました。
　まことの保育についての講話を聞いた時は、「いいお話だった」と感銘を受けたり満足感に浸ったりすることがあるものですが、園に戻ってから研修の場で学んだことをそのまま日々の保育に反映することができているかと問うと「なかなか難しい」という声が多く聞かれます。
　それは、これまでまことの保育で使われている「用語（親鸞聖人の生き方に学ぶ・仏の子・宗教的情操教育、etc.）」に対する共通理解がなされていなかったり、具体的な方法論が確立していなかったりすることに起因しているのではないかと思われます。
　そこで、この度の鹿児島大会では『保育指針』(『教育要領』・『保育教育要領』)から保育指導計画等への立案の仕方とその実践方法、並びにまことの保育で使われる用語の確かめとその実施方法、さらに鹿児島教区の加盟園による実践発表を行い、現場に直結するまことの保育大学講座となるような研鑽の場にしたいと考えています。
　なにとぞ、貴園からの多数の先生方のご参加を賜り、この度の研修大会が意義あるものとなりますことを念じて、ご案内申し上げます。