朝 礼 訓 辞
平成25年6月3日
移転開設以来、2ヶ月が経過しました、大したトラブルもなくほぼ順調に経過しましたことは、一も二もなく皆様のご協力とご理解によるものであると深く感謝いたします。 これからもなおいっそうの努力がいることと思いますが、決して焦らず、ボツボツやって参りましょう。 室町時代の禅の僧であった一休さんは一休み一休みが口癖だったそうですが、去る5月23日エベレストの登頂に成功した三浦雄一郎さんも一休み一休みしながら、しかも慎重に一歩一歩登りつめていったことでしょう。 病院経営もこれ方も引き続き、ゆっくりゆっくり、そして絶えざる努力を重ねながら軌道に乗せ、心を病む種子島・屋久島の人々のお役に立てたらと思います。何卒よろしくお願い致します。 三浦さんは80才だったそうですが、70才の時と75才の時と三度目のヒマラヤのエベレスト登頂に成功ですが、8000mを越える山はデスゾーン(死の領域)と呼ばれ、気温は-15℃、酸素の量は平地の3分の1、秒速30~40mの風が吹いている壮絶なところだそうです。 エベレストは地球の臍と呼ばれ、4000mの富士山の2倍、屋久島の宮之浦岳の約4倍の高さです。富士山も宮之浦岳もイボやほくろのようなものでしょう。その地球はぐるぐる自転しながら太陽の廻りを好転しながらぐるぐると動き回っています。 80才の三浦雄一郎さんに触発されたという訳でもありませんが、以前から住吉地区の人々が風邪とか腰痛など軽い病気を診て欲しいという要望がありましたので、今月17日の月曜から月・火・水の3日間だけ、午前中だけ内科の外来を開くことにしました。 三浦さんは80才なんて4度目の20才だよと言われたそうですが、多くのお年寄りがまだまだ老け込んではいられないと勇気をもらったことと思いますが、77才の私もまだ頑張りたいと決心しましたので、皆さんのご協力をよろしくお願い致します。 うっとうしい梅雨に入りましたので、寝冷えとか食中毒に十分に注意して今月も一緒に頑張りましょう。 |
医療法人純青会 せいざん病院 理事長 田上 容正 |