2005 主任職員研修会
 ☆平成17年7月30日 開催   

                                
    松藤誠哲 保育連盟会長      笠置信行 保育連盟理事長      佐々木哲生 保育連盟研修委員長
 今回のご講師は筑波学院大学学長 門脇厚司先生。 「社会力」ということについて懇切丁寧にお話下さいました。
☆ この研修会に参加しての所感をお聞かせください。 

社会性と社会力は同じようにとらえていましたが、今日お話を聞いて全然違うなと思いました。社会性も大事だけど、社会力もとても大事だと気付き、子どものこれからの成長等を考えると、自分にも身につけていかなければと思いました。
また、佐々木先生の講義も、今まで自分がよいと思って子どもにしていたことが、逆に子どもにとって不利益だったかも…と、反省しました。
グループ討議でも、いろいろな園の様子などを聞くことができて良かったです。
今日はありがとうございました。
初めて参加させて頂きました。
講義@では社会性と社会力の違いなどお聞きして、日々の仕事の重要性を見直すことでした。
講義Aも先生のおっしゃる「子どもの幸せを一番に願う」 とても大切な言葉として心に受け止めました。
グループ討議は、今までの別の研修会とは違う方法で行われ、先生方みんなのお話が聞けて良かったです。また、グループ担当の先生方のアドバイスも、これからの保育に役立てていこうと思います。
毎回この研修を受けて、多くのことを学ばせていただくことが出来てありがたく思っています。
「まことの保育」ということでお話をいただくたびに、自分を振り返ることが出来ます。一番大切な幼児期の子どもたちとかかわっている私たちということを改めて感じると共に、今後まことの保育者として、自分自身を磨いていこうと思います。
グループでの話し合いも他園の先生方のご意見も聞かせて頂き、自分の保育を振り返ることが出来、ありがたく思います。
参加させていただき、ありがとうございました。
現在の幼児教育の問題(幼児をとりまく環境)についていろいろ学ぶことが出来ました。
グループ討議では、テレビメディアの問題について話し合い「2歳まではテレビを見せない」という情報を自分たちも知らなかったことから、保護者の方も同様、教えてもらわなければ知らないままということになる。しっかり伝えていかなければと思いました。
幼児期において何が大事かということを学び、今までの自分の保育をふりかえるよい機会となりました。
また、浄土真宗の教えもとても分かりやすく、自分の考えや生き方も考え直す機会となりました。ありがとうございました。
 講義@では、社会力という言葉を初めてお聞きし、社会性ということと微妙に違うことに気付いた。0〜6歳までの乳幼児期に生涯にわたる人間形成の基礎を育てることは極めて重要なことであり、私たち保育士の責任の重大さを感じた。そして、知的能力よりも社会的能力の方が人間にとって重要であり、価値がある。子どもたちが人とのいい関係を作りながら普段の生活ができるよう、私たちがどうかかわっていくか、これからも研鑽していこうと思う。
講義Aでは、仏教という視点から保育を考え命を頂いて生かされている命だからこそ、大切にしなければならないことを話された。
よく見て、よく聞くことも大切である。仏さまの教えに照らされて行動する振り返ってみるということは大切である。今までの私を振り返り、明日からの保育に携わっていきたい。
☆ 午前中の講義@を聞いて。
今まで社会性を育てる保育と思ってやってきました。今日初めて「社会力」について学び、子どもを育てる上で「社会力」がいかに必要であるかを知りました。現場においても、私たち保育士自身、本当に「社会力」が出来た上で、親に接し、子どもに接しているのだろうか、と大いに反省させられ、人と人とのつながりを・かかわりをもつことで良い人間関係が作られ、決して一人では生きていけない社会で大人が子どもに接する責任をもつ必要性を学ぶことができ、今後私自身、保育士と共に「社会力」を高められたら、より良い子どものとの関係を築きあげられるのではと思いました。
午後の講義Aを聞いて。
私自身、昔のことをつい口にして「○○だったよね」と愚痴をいう回数が増えてきていることに気付き、保育士は誰を対象に仕事をしているかを忘れがちでした。私たちは、子どもの幸せを第一に考え、「まことの保育」を柱に親をサポートしていきたいと思いました。


 
☆ 『グループ討議』では、講義の内容を確かめ合ったり、保育上の諸問題について語り合いました。


  

           
            

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