2007 中堅職員研修会 


 ☆平成19年8月27日 鹿児島別院にて開催

  
  笠置信行 保育連盟理事長           開会式(58名参加)                               片岡哲英 鹿児島別院副輪番
 藤本慈明先生 「浄土真宗の教え」 の講義     貞松征夫先生  「まことの保育」の講義     (鹿児島別院研修室)
 ☆ この研修を受けて、これからどのように幼児に接して行きたいと思いますか?

☆ 
自分の価値観で子どもを判断するのではなく、その子のありのままの姿を受け入れ、広い心で子どもたちと接していきたいと思います。また、その時期にしか学べないものがあるということをしっかり頭に入れ、保育をしていきたいと思います。
☆ 子どもの話にもっと耳を傾けていきたいと思います。その中で、子どもの心に気付いていけるようになりたい。もっともっと共感したい。笑顔で接し、スキンシップをとり、成長し合いたいと思います。
☆ 子どもの気持ちに寄り添うことの大切さを頭では理解していても、実際にどれだけ寄り添えていたか分からないので、たくさんのことを目標として掲げるのではなく、基本的な「寄り添うこと」「気付くこと」を重点において接していきたい。
☆ 子ども一人ひとりの個性を活かす保育、また伸ばせるような保育が出来るような接し方をしていきたいです。だからといって、子どもの個性とわがままを間違うような保育でなく、順番やルールを守れる保育のすめすめができればいいと思います。 
☆ 臨界期を逃さず、そのときでないと出来ないことを保育者自身がしっかり認識し、保育に携わっていきたいと思う。
 自分の中に欲や差別する気持ちがあるということに、仏さまに出会うことで気づくというお話がありましたが、私も自分に都合の悪い子、言うことをきかない子は、無意識の内に苦手な子、よく話を聞く子はいい子というように差別の気持ちで見ていたということに気付きました。一人ひとり違っていい、その差を個性として受け止め、どの子にも寛大な気持ちで接していきたいです。

☆ この研修を通して、どのようなことを学ばれましたか。

これまでの人生の中で、自分はただ生きている、ただ仕事をしている…っていう気持ちもあり、葛藤の日々であったけれど、自分が生かされている実感、生命の尊さを改めて感じることが出来ました。 
☆ ただ歌うだけでなく、心にしみる歌にして子ども達に教えていきたい。認識という言葉に感動し、目を見て頷き、聞いて考える。考えてやってみる、やってみてふりかえると子どもは育つと学んだが、自分にも十分あてはまる事なので、大切にしていきたいです。
☆ 「認識を変えれば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば性格が変わる」ということから、認識を変えると全てが変わってくるのだと勉強になりました。 
☆ 「目を見て頷いて聞く、聞いて考える、考えてやってみる・やって振り返る」日頃の生活で出来ているようで、しっかりと行うことが出来ていないことだと改めて気付かされました。子ども達の感性を育てていくためにも、自分自身もたくさんのことを表現していけたらと思いました。
毎日の中にも、たくさんの意味があり、とても大切な一日だと思えるような保育を行っていけたらと思います。
☆ 去年、先輩から貞松先生のお話がよかったということを聞かせていただき、今年も来られるということで、是非研修を受けたい、お話を聞きたいと園に要望を致しました。とても楽しみにしていた期待通りの講義を聞かせて頂き、嬉しく思い、5時半までお話をして頂きたかったです。
子どもたちをお育てするということはもちろん、幼児教育者を育てる、感動すべきこと、人を育てることは、とても大切なことを教えて頂きました。  
☆ 音楽でこんなに人の心を動かすことができるんだなと思いました。今まで何気なく歌っていた曲も言葉ひとつひとつ丁寧に大切に歌うように心がけていきたいと思います。


☆ この研修会で気付かれたこと、今後の要望。その他、何でもどうぞ!

☆ どの講義も楽しく聞かせて頂いた。普段あまり学ばなかったり、 考えていてもよく分からなかったことが少しでも理解できたのでよかった。
☆ とても充実した研修になりました。ありがとうございました。帰ってから勉強し直し、園できちんと報告し、子ども達のために生かして行きたいと思います。
☆ 初めての研修でした。最初は不安な気持ちでいっぱいでしたが、色々な先生のお話。そして講義、グループ討議と、本当に色々と勉強になりました。
このような機会を与えていただいたことに、感謝感謝です。本当に有難うございました。
☆ 日頃、何気なく子どもと一緒に歌っている歌も、意味を考えたり、声の強弱をつけることで表情も出てきて、 伝わりやすく、 歌の面白さもより伝わることに気づきました。 分かりやすく、楽しく研修に参加させていただきました。有難うございました。
☆ 今年初めて一人で担任を任されて、最初のうちはプレッシャーが大きく、自信もなかったが、子ども達から見れば担任は私しかいないのだから、これからまた子ども達に色々と学びながら初心に戻り、頑張りたいと思った。
幼い頃の事はよく覚えているという事を聞き、子ども達への言葉かけ、行動など一つ一つ気をつけたいと再認識した。

☆ 園での中堅としての役割を聞き、自分の行動を振り返り気付かされ考えるきっかけとなった。

  
☆ 6つのグループに分かれて、講義の内容を深めたり、日頃抱えている保育上の諸問題について語り合いました。