2006 中堅職員研修会 


 ☆平成18年7月26日 鹿児島別院にて開催

  
  笠置信行 保育連盟理事長           開会式                                       中山知見 保育連盟会長
 藤本慈明 先生 「浄土真宗の教え」 の講義    貞松征夫 先生  「まことの保育」の講義     (鹿児島別院研修室)
 ☆ この研修を受けて、これからどのように幼児に接して行きたいと思いますか?

☆ 
今まで子ども達と愛情を持って接してきたつもりでしたが、時間や忙しさに追われ、本当に聞いてほしい時、抱きしめてほしい時に自分はそのようにできていたのか、考えてしまいました。子ども達のことをよく見て、よく聞いて、そしてしっかりと抱きしめてあげることをもう一度よく考えていきたいです。
☆ 「邪見」ではなく、仏さまの目で視野を広げていきたい。クラスにどうしても「困った子」と見てしまう子がいるので、子どもを育てながら自分も育っていきたい。
普段の保育の中で、早く!早く!とあおってしまうことが多いので、ひと呼吸おいてゆったりとした気持ちで子ども達と接していきたい。
☆ 「どの子も先生次第で伸びる」という言葉が印象に残っています。たくさん学び、たくさん考え、当たり前のことにもう一度振り返りながら、当たり前のことを一つ一つきちんとできるようになりたいです。早さを気にするのではなく、出来る出来ないを気にするのでもなく、存在するだけで素晴らしいということを伝えていきたいです。
☆ 当たり前のこと、自分でもわかっている日常の保育ですが、改めて普段の保育を通し、自分中心の物の見方をしてしまっている自分に気付かされました。2学期からの保育は、もう一度原点に戻り、子どもの目線であたたかく接していきたいと思います。
☆ 幼児教育の大切さということを改めて学びました。まことの保育を通して、自分は子どもから教わりながら、子どもと共に育っていこうと思いました。子どもの興味や関心を十分に引き出し、それを総合的に保育に取り入れていきたいと思います。臨海期の大切さを改めて学んだ今、そのことを忘れず子どもと接したいと思います。いつでもどみでもそばにいて下さる仏さまがいること、みんなは願われてここにいるのだということを日々の保育を通して伝えていきたいです。
☆ 子ども達には、様々な体験を通し、意欲・心情・態度を感じていけるよう、これからの保育に務めたいと思いました。そのためにも、私たち保育者がまずやってみよう、楽しもうという気持ちで一緒に生活する。そして一人ひとりの思いを受けとめ、認め、みんなで一緒に考えて協力しあえるように進めたり、声かけをしたいと思いました。


☆ この研修を通して、どのようなことを学ばれましたか。

まことの保育をどのようにしていくかではなく、自分の保育をどのようにすすめていけば良いのかを実感しました。子ども対する教師の在り方をもう一度よく見つめ直し、努めていきたいと思います。
☆ 自分が気になっていた人のお話が聞けるようになる。関わりや保育の中に常に自分の努力があるか見直すことを学び、今までの自分を振り返って、また新しく変えていこうと思うことができました。
☆ 子どもと、ただ関わって保育をしていくだけでなく、子どもがどうしたら楽しめるか、どのようにしたら素直に育っていくかということを学ぶことが出来ました。音楽遊びなどは、園に帰ってからもいかしていきたいです。
☆ 自分は人によって育てられていること。子どもによって成長させてもらっていること。総合的な保育を通して、子どもが毎日キラキラした目で保育園にくるようにはどうしたらよいのか。
☆ 原点に戻ることができた。子どもだけでなく、自分も慣れっこになってしまっているので、子どもたちと一緒に苦労しながら、工夫しながら、協力しながら子どもたち育っていきたいと思う。
☆ 「言葉にならない言葉に耳を傾けることができるように」というお話には、今までの保育を振り返り、心が痛くなりました。今からでも、自分にできることを見つめなおし、実践したいです。

☆ 浄土真宗の教えについて、本当によく意味がわかり、講義も夢中になって聞くことができた。まことの保育については、本当に意味が深く、何度学んでも難しいことだが、少しずつ知ることができた。

☆ この研修会で気付かれたこと、今後の要望。その他、何でもどうぞ!

☆ 講義では、ただ聞くだけでなく、自分たちも声を出すことによって、参加する意味が持てたことを嬉しく思います。
☆ グループ討議では、同じ悩みを持っている先生方が来られて、いろんな意見が聞けて、とても勉強になりました。また、園に帰り、職員全員で話し合ってみたいと思います。
☆ とても勉強になった。新任・中堅・主任以外にも、もっとこのような場が増えたら、自分自身を見つめなおすよい機会になるのではないだろうか…と思いました。
☆ 少し実技まじりの研修で、楽しく受けさせていただきました。外があつかったせいか、部屋の中のクーラーがとてもきいていたように思います。今日学んだことを、研修でお聞きしたことを保育の中で生かしていきたいと思います。
☆ 研修会を通して、これからの保育の仕方や子ども達との関わり方を改めて考えさせられました。初心を忘れてはいけないと思いました。

☆ 「まことの保育」について、とてもわかりやすかったです。楽しく参加させていただきました。子ども達も毎日このように楽しく過ごせるよう、配慮していきたいです。

  
☆ 6つのグループに分かれて、講義の内容を深めたり、日頃抱えている保育上の諸問題について語り合いました。