2003 中堅職員研修会 


 ☆平成15年7月29日 鹿児島別院にて開催。
 
   

 ☆ この研修会を受けて、これからどのように幼児に接していきたいと思いますか

「子どものつぶやき」は仏さまの呼び声だと思い、私自身もっと子どもたちの声に耳を傾けて、聞く側に立って子どもたちと接していきたいと思います。
人間は環境によって育つということを改めて実感し、常に子どもにとってこの環境は適切であるかを考えながら子どもの心によりそって接していきたいと思います。
子どものつぶやきを今まで以上に聞いていけるようにしていきたい。小さなつぶやきも聞きのがさず、子どもの感性の素晴しさというものを感じて子どもと接していきたい。
“忙しい”と、子どもの声(つぶやき)に耳をかたむけることが出来ずにいた自分に気づかされました。改めて、子どもと過ごす時間を大切にしていきたいと思いました。
改めて子どもたち一人ひとりをしっかり受け止め、ありのままの姿を大切にしていきたいと思いました。また、自分自身が仏さまに見守られているということを忘れず、保育にあたっていきたいと思いました。
幼児の声に今まで以上に耳を傾けていきたいと思います。つぶやきを聞き逃さない平常心と健康を心に持って、保育にあたりたいと思います。

  『まことの保育』 
☆ この研修を通して、どのようなことを学ばれましたか。

命について、もっと自分自身が考えていきたいです。子どもたちの“つぶやき”が心に響くような保育者でありたいと思いました。
自分自身を見つめなおすことを忘れないようにすることで、自分も成長していく。 
環境が大切ということ。自分も子どもにとって善い環境になれるようにしたい。また、仏さまの教えは、私のことを明らかにしようとしているということ。聞けば聞くほど、自分がいかに自分中心で愚かかということがわかるということ。
「人生は不条理だ」〜いつも、一生懸命に保育・仕事をしていたつもりなのに、先輩の先生方や保護者の方に苦情、小さいことでも指摘を受けると「なんで自分だけが言われないといけないの?」とか「昨年はそんなことなかったのに」と思ってしまい、落ち込む自分でした。ありがたい、まだ言ってもらえる自分なんだと思えるようになって、素直に受け入れ、腹をたてずに生きていきたい。(保育・仕事だけでなく)
子ども達にとって、作物にたとえると私達は土の役割。よい環境になれるように自分の姿を見つめなおし、一日一日を大切にしなければならない。
いつも何気なく聞いている子どものつぶやきをただ聞き流すのではなく、はっと気づける心が大切なのだと思いました。
  
☆ 6つのグループに分かれて、講義の内容を深めたり、日頃抱えている保育上の諸問題について語り合いました。