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日本の近代化はここ薩摩(鹿児島)からはじまった
幕末、200年にも及ぶ徳川幕府の鎖国政策が続く中、いち早く広く世界に目をひらき、世界の情勢を察知した薩摩では、わが国初の洋式船や軍艦の建造。大砲を始めとする武器製造や
薩摩切子などの産業を育成しました。これがすなわち、富国強兵・殖産興業と呼ばれる政策です。
そして、この政策は、幕末から明治という新しい国家形成において大きな役割を果たし、その後の日本経済を支えた
製鉄・
紡績・
造船などの産業は、この鹿児島の磯で誕生し、事業化されていったのです。
この薩摩の先見性はどのようなことに起因しているのでしょうか?
明治初期の集成館古写真 (C)
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