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4 左官(さかん)はもともと何をする人?
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壁を塗る職人さんのことを左官(さかん)といいます。もともと「さかん」は古代の律令制で四等官の最下位にあたる一種の事務官で木工寮(もくりょう)の属(さかん)から出たという説があります。宮殿の造営・修理を担当し、官中への出入りを許されていたのです。もうひとつの説は大工の補佐官から左官になったという説です。官を佐(たす)けるということです。いずれにしてもお役人で技術者だったのです。ちなみに「左官」の字を使っているのは、僧侶の社会での事務官、第二次大戦前の陸海軍の武官、現在の自衛隊があります。
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