微分係数は導関数から簡単に求められました。しかし、導関数を求めるのは (=微分するのは)lim が出てきてめんどうですね。
やって法則を見つけ出したのです。
y=x2を微分するとy’=2xになります。 ※y’は y’の本来の意味を忘れてしまわないように注意して下さい。 y=x3を微分するとy’=3x2 y=x4を微分するとy’=4x3
ろんな公式を導きました。もちろん、今では公式の数学的証明もなされていま すので、安心して使うことができます。
y’=nxn−1
y’=k・nxn−1
y’=u’± v’
y’=u’v+uv’
y’=cosx
y’=−sinx (マイナスが付きます)
※eは微分・積分でよく使われる、自然対数の底です。(関数電卓にもつ いています。)e=2.71828・・・で、フナヒトハチフタハチ (鮒一鉢二鉢)と覚えましょう。
y’=ex (微分しても変わらない、変な関数です。)
こう書いても何のことか解りませんね。 yはtの関数で、またtはxの関数の微分です。ややこしいですね。こ のような関数の関数の微分を、りょうかんは缶詰微分(カンヅメ微分) と呼んでいます。 この微分がいちばん難しいですが、つぎの練習問題で勉強すれば、すら すら解けるようになります。
りょうかん:次は微分公式の練習問題です。 それまでに(1)〜(11)の公式をしっかり覚えておいてください。 四本:わかりました。 山口:先生、(11)も覚えないといけませんか? りょうかん:そうですねぇ、これは覚えなくてもいいかもしれませんね。 北迫:あー、良かった。 次回は、微分公式の練習問題です。 これでおわります。 |