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●院長便り(バックナンバー)

第19回 (H24.、5/1)

 いやはや、筆無精も手伝って、ここ半年ほど書き込みをさぼっていた。また今回から、月に1〜2回のペースで書き込みたいと思う。
 さて、今回は少し治療費の話をしたいと思う。
 我々の仕事も、大きな区分けをすれば、サービス業という事になる。最近は、我々の業界誌などでも、そういう観点から治療料金、そういう立場の方々から見れば、サービス料の内容を決定するムキがあるようである。
 それは、例えば基本的な治療費はいくらで、それに追加して施術を受ける場合(例えば鍼治療を中心にしているとしたら、お灸やマッサージなどを追加した場合)に追加料金をとるとか、メニュー形式で例えば部位ごと、時間ごとに治療費を定めるとか、いろいろあるようである。
 これらも、一つの経営方法としては良い方法だと思う。
 では、私の治療室ではどうかというと、我々のやっている治療は、その時の患者の状態に併せて治療を行っていく。そのため、同じ患者であっても、2,30分で終わる事もあるし、4,50分ぐらいかかってしまう事さえある。治療手段もその時々で多少違い、そういう意味では余分な治療法はないと考えている。実際、余計な事をしてしまうと、せっかく調えた状態を崩す場合すらある。
 このような事で、当院は基本的に、治療滋坎湯にかかわらず、定額(大人2千円)を頂く事にしている。こういう事で、当院の治療費は定めているので、ご理解いただきたい。
 なお、上記のようなサービス的な経営的考え方に基づいてやっていらっしゃる方々も、それなりのポリシーでやっていいらっしゃるので、私がそれらのやり方をこの場で批判している訳ではないという事は、断っておく。
 今後とも、患者様に納得していただけるような治療技術を提供していけるように、日々、精進を重ねたいと思う。



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第18回 (H23.9/15)

 ここ約3ヶ月ほど、少し書き込みをさぼっていた。病院関係の会の学会で7月は長崎に行き、8月はあれよあれよと過ぎてしまった。まあ、実のところは少し書くネタがなかったというのも本音だが…。
 去る9/11で、東日本大震災から半年、またアメリカで起こった9.11同時多発テロからも10年経つという。
 前者は、まだまだ復興への道筋も見えず、困難が予想されるが、新しい野田内閣には、ぜひともしっかりと向き合って頑張ってもらいたい。
 後者に関して、少し関連のTVドキュメントを見ていると、現在のアメリカは「愛国者法」などという法律などにより、以前のような自由の国のイメージからは異なる監視社会になりつつあるという。個人の権利を大切にしつつ、また公的安全を守るという事は、その相対する面を含み、難しい事だ。
 個人的権利と言えば、よく問題になるのは個人情報保護法だろう。勿論、個人のプライバシーは大事だが、これを過剰に解釈して、例えば、学校の保護者の連絡網に関して、電話番号を明かさず、連絡網が昨日しなかったり、また今回のような大地震などを含めた被災者、または障害者に関してボランティアなどが関わる際にも、役所がその名簿等を保護法を縦に公開せず、充分なサービスが行えないなど、弊害も多いと聞く。このあたりはもう少し、柔軟に対処してもらいたい。
 私たちも普段扱う患者のカルテなどの個人情報の管理には充分に気をつけている。これは保護法対策という以前に、自分らの職務上の守秘義務という事だ。もちろん、研修会などで、症例報告させていただく事もあるが、その際も、患者様を特定するような、氏名、住所などは絶対に口外しない。これらの事が、患者様との信頼関係につながるのだから…。
 と、久しぶりに書き込むと、なんかえらく堅苦しい内容になってしまった。次回はもう少し、くだけた話題を書き込みたい。

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第17回 (H23.6/21)

 今年の梅雨はいつもよりも雨がよく降る。激しく降る時など、患者の足も残念ながら遠のく。そういう時、BGMがてら聴いているステレオで聞き慣れたソフトを聴くと、システムに対する不満がつのる。とはいえ、そうそう機器を買い換える訳にはいかない。
 そこで最近はまったのが、レゾナンスチップ(購入したのはワールドというタイプ)という、1個当たり数百円の直径1センチぐらいの金属製のチップ。これをプレーヤーやテレビなどに貼ると、あら不思議、音が変わるのだ。理論的には振動コントロールなどという事らしいが、こんな微妙な物で…。
 微妙といえば、自分が治療で主に用いる鍉鍼(ていしん)も皮膚に接触させるかしないかという感じでも、治療効果を発揮できる。もともと鍼灸の古医書でもこの鍼は気を動かすのに優れているとの事。現代的に言えば、金属などを介し、微妙な電位差なども利用しているのだと思える。皮膚研究で著名な傳田光洋氏の著書などによれば、皮膚は独立したひとつの器官であり、第3の脳ともいえる。そして皮膚に対してはより微弱な刺激ほど、大きな反応を起こすらしいなどと記されている。
 気のせい?いや、気のせいなのだ。この微妙な「気」を的確に捉え、少しでも治療成績を上げられるよう、今後も日々精進を重ねていきたい。


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第16回 (H23.6/1)

 早いもので、先月で営業を始めて1年を迎えた。これまで何とかやってこれたのも、皆様のおかげであるとと思う。この場を借りて、あらためて感謝申し上げる。
 振り返ると、試行錯誤の1年であった。ある程度の治療スタイル(漢方鍼治療)は持っていたつもりだが、経験値の低さと、緊張などで、充分に皆様の要望に応えられなかった面もあったと思う。引き続き、研鑽を重ね、少しでも皆様の訴えを解消すべく、努力を続けていきたい。
 今年は、例年より早く梅雨入りし、なんとなく春らしい時期を感じられないまま過ぎてしまったような気がする。湿度があがってくると、神経痛や痺れなどが悪化しやすいし、またこれからは、食中毒なども起こしやすくなる。くれぐれも気をつけていただきたい。
 それでも調子を崩した際は、是非、本院をご利用いただければ幸いである。

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第15回 (H23.5/1)

 年度が変わると、いろんな会費の徴収など、出て行くものも多いが、みなさんに支えられてなんとか日々を送っている次第である。
 未だに傷跡生々しい震災の様子、それと終息の見通しがたたない福島原発の事故と、なんかいたたまれなくなる。その後の、ラジオなどに出てくるアーティストなどの思いなどを聞き、実は約10数年ぶりにキーボードを手にする事にした。
 阪神大震災の後、当時仲間でバンドもどきをやっていて、川内市内で活動しているチャッピーズというバンドの方々と、震災のチャリティーコンサートを確か中央公民館で行った事がある。当時も楽器のセンスがなく、コピーは苦手で、ごまかす意味でもオリジナルを作っていたりしたが、そのコンサートに合わせ、「願い」という曲を作った。その後、引っ越しなどにより、その当時の機材などを処分したり、また録音などのデータも紛失してしまったりしたが、やはりなんかの形で残したいという気持ちで、40過ぎの手習いではないが、余暇の時間を利用し、記憶をたどりながら、自動伴奏の打ち込みを始めたところである。具体的に誰かに披露するなどの予定はないが、いつかどこかで歌いたいなと、密かに思っている…。
 研修会の方でも、なかなか柔軟な発想をしていないなと反省する事が多く、いろんな事にトライしながら、結果、みなさんに良い治療空間を提供できればと思っている。とりあえず、5月の連休も通常通りに営業する予定であるので、宜しく。

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第14回 (H23.4/1)

 本日から新しい年度となる。とはいえ、自分の感覚ではあまり変化のないような…。
 それにしても、東日本大地震の余波、そして未だ終息の兆しの見えない福島原発の事故と、まだまだ胸を痛める事態が続いている。一日もはやく、おさまってくれる事を祈る次第である。
 あらためて、いうまでもなく、私たちの生活は電気に頼りっぱなしになっている。はやりのオール電化はいうまでもなく、人を関知して作動する証明や自動ドアなど、一見省エネと思えるが、その待機電力だってちりも積もれば、なんとやら。エコカーブームの電気自動車にしたって、結局は外部から充電しなければ走らない。こうやってパソコンをいじっている上でも、無線LANなど、また携帯が使えると言うことは、中継局の存在もあり、本当にたくさんの電気によって自分たちは支えられている。
 先日、友人と話していて、今回の事で、いっそうの事、太陽発電などに全部切り替えればという話になった。しかし、太陽光発電もいまだ、発電効率が悪く、なおかつ、水力発電などを含め、自然発電は天候に左右されて安定しない。かといって、火力発電なども、石油の問題など、抱えている。
 知らず知らず、慣らされたあまりにも便利な生活、私たちはそこからあらためて見直す時期なのかも知れない。
 そういった意味では、膨大な電力を使うような検査機器も使わず、エコな治療とも言える「はり治療」にかかわる者としては意を強くせねばと、年度初め、あらためて気合いを入れねばと思う。


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第13回 (H23.3/14)

 3月11日に発生した東北太平洋沖大地震、日を追うごとにその被害のすさまじさを思い知らされる。
 丁度2年ほど前、まだ病院勤務をしていた頃、学会で岩手の盛岡市を訪れた事があり、少し考えさせられる。また我が地元は原発も抱えているので、福島の件も人ごとではないと感じる。とにかく今の自分たちの生活は電気に頼りっぱなしであるから。
 仲間内のメーリングでも、何かできる事はないかという声があがっているが、とりあえず今の自分らに出来る事は義捐金などに協力する事ぐらいかも知れない。またこういう時に、九電などが電力を東北へ送るため、節電を呼びかけているとか、電気の備蓄がなくなるなど、これらの事実はないのだが、こういう誤った情報や、変に不安をあおるようなメールが蔓延しているとの事で、これらをむやみに転送して、さらに混乱を招くような事があってはならないと、私たちも戒め、冷静に対処していきたいものだ。
 今、自分らが普通に生活できている事に感謝しつつ、この場を借りて、被災に合われた方、またまだ知り合いや親戚の安否が確認できないでいるすべての方々にお悔やみを申し上げる次第である。

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第12回 (H23.3/2)

 先月は、ちと身内に不幸があったりして、あれよあれよという間に過ぎてしまい、3月になってしまった。
 世間でも、中東やアフリカなどでデモなどによる政治不安や、ニュージーランドの大地震など、いろんな事がめまぐるしく起こっている。前者は、石油などの高騰などにもつながり、自分らの生活にも無縁な事ではない。また小麦粉などを始め、いろんな物が値上げになるなど、世界が狭くなり、よその国で起こった事が、日本にもすぐさま影響を与えるようになってきた。
 それにしても、国内のニュースは、政治のどたばたや、あげくの果ては大学受験での携帯サイトによるカンニング?もどきまで、なんかこんな事でいいのかと思うばかり。また先日、よくは見なかったが、NHKスペシャルで、第二次世界大戦前のマスコミの関わりをやっていたが、なんか現在とリンクしていないと感じさせる。
 と、暇な時間、勉強すれば良いものを、こんな事ばかり考えていちゃいけないな。
 年度末という事で、なんとなく書類関係が貯まっているのだが、なんとなく見たくなくて……。


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第12回 (H23.2/8)

 今シーズは、既に3回も積雪するなど、1月中は本当に寒かった。別にそれでというわけではないが、しばらく本ページの更新をしばらくさぼっていた。
 とはいえ、2月になり、立春を迎えると共に、暖かくなってきた。このまま寒の戻りが来なければいいのになと、個人的には思っている。
 こちらには直接影響はないが、新燃岳の噴火など、気になる。去る1月30日に、病院関係の方で、熊本に研修に出かけたが、宮崎から参加されていた先生は、降灰の影響で高速が使えず、バスが1時間半ほど余計に時間がかかったという。最近、また桜島の方も活発になりつつあるようで、早く落ち着いてもらいたいと思う。
 少しずつ季節が動き、暖かくなると、いよいよ花粉症の季節となる。体質を整えるという意味では、鍼灸治療も、症状の改善には役立つと考えている。こちらもよくよく研鑽しながら、対応していきたいと考えている。

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第11回 (H23.1/11)

 年末年始の積雪、また最近の冷え込みと、朝はなかなか布団から出たくない日が続く。この間、この冬一番冷え込んだという朝は、起きて室温を見たら、1度であった。さぶっ。
 9日と10日の連休を利用し、川薩地区の業団のみなさんと甑島に渡り、公開講座と治療体験会、そして地元会員の皆様も入れての新年会に参加してきた。甑島に渡るのは十数年前、病院勤めの折、職員旅行で訪れた以来、今回で2回目である。
 公開講座・治療体験会はあいにくの雨模様などで、参加者がかなり少なく、自分が講話をしなければならなかったが、予定の内容の3分の1は割愛して話をさせていただいた。うまく内容を伝えられたかははなはだ心配である。
 それにしても、新年会では地元のキビナゴ料理など、おいしく頂き、満足。学会などの参加ではビジネスホテルに泊まる事がほとんどだが、今回は民宿。畳敷きに布団ということも、また宿の方々の感じもよく、機会があれば、また訪れたいなと思う。もっともその時は独り身では寂しいばかりだが……。
 さて、年が明けてからの正月気分もそろそろ吹き飛ばし、頑張らないと……。 

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第10回 (H23.1/1)

 新年明けましておめでとうございます。
昨年は長らく勤めた病院退職と、治療院開業と、終わってみれば、あっという間の一年でした。
そんな中、当治療院を利用してくださった患者様、またこのHPをごらんになっていただけた方、改めて御礼申し上げます。
今年は、卯年という事で、私もなんとか飛躍の年にしたいと思っております。折しもこの春には九州新幹線が全線開通との事。そのこととは直接関係ないですが、一人でも多くの方に自分はり針治療を体験していただく為に、このたび、治療費の方も改訂しました。どうぞお気軽にご来院ください。
 今年も、皆様にとって、良い年でありますよう、ご健勝とご多幸をお祈りしつつ、新年の挨拶とさせていただきます。


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第9回 (12/15)

 早いもので、今年も後2週間足らずとなってしまった。世間的には、今年の流行語大賞だとか、今年を漢字で表せば…などと、今年を振り返るイベントが増えてきている。
 私個人にとっては、なんと言っても、今年の春の病院退職と治療院開業が一番大きな出来事であったろう。それに合わせての宿探しと引っ越し、そしてステレオシステムの見直しなど、それほどお金がかからないようにと考慮したが、やはり引っ越し等は金がかかる。しばらくの間は引っ越しなど考えたくないな…。
 マスコミでは一部景気も良くなってきているというが、あまり自分の周辺では、そういう感触がない。とは言え、先週末、友人と会うために鹿児島へ出かけると、居酒屋等は忘年会でにぎわっていた。
 まだまだお世辞でも、治療院の経営が軌道に乗ったとは言えない現状ではあるが、それでも、こんな私の治療院を利用していただいた患者さんに支えられ、年末を迎えられそうだ。
 来年はもっともっと努力し、患者さんたちに恩返しができるよう、頑張ってきたいと思う。


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第8回 (12/1)

 去る11/20〜21は、未だ役員として関わっている全病理(主に病院などに勤める鍼灸マッサージ師等の団体)の九州学会で宮崎を訪れた。本来、この学会は、7月に予定されていたのだが、ご承知の通り、家畜伝染病「口蹄疫」の件で一時的に開催中止、そして改めての開催という事になったものだ。担当した宮崎の先生方は、少ない人数にもかかわらず、大変なご苦労だったと思う。自分自身はこの春の退職、開業と、自分の事に追われ、大した役にも立てずに、少し心苦しい。
 口蹄疫と言えば、昨日も島根県の方だったか、鳥インフルエンザの疑いで、鶏の処分等が行われたという。また、ここ最近、ノロウイルスも蔓延してきているという。
 12月に入り、忘年会等の集まりも増えるだろうが(個人的には予定があまりないが)、とにかくインフルエンザも含め、しっかりした手洗い、うがいが予防の基本だと思う。それと、なんと言っても体調を崩さない事。体力がしっかりしていれば、そうやすやすとは感染しない事だから。
 とはいえ、年末は何かと気ぜわしくなる。お互いによくよく気をつけたい。


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 第7回 (H20.11/15)

 目の保養というか、耳の保養というか、今年もめげずに 11/6,7に2010年東京インターナショナルオーディオショウを見に友人と共に出かけた。地方にいるとなかなか試聴の機会のない、高級スピーカーなどを実際に聞ける機会。といっても、中にはスピーカーだけで1千万円を超える物もあり、ここまでいくとはっきり言って非日常的な代物。そこまで行かなくても、やはりそれなりの高級システムは、それなりの器(部屋)でなければ鳴らない。いわば、F1のレーシングマシンを田舎のあぜ道で走らせようとするものだから。
 にしても、いろいろな音を聴けて、聴覚の刺激になったと思う。また自分のシステムの実力や欠点なども認識する事ができて良かった。
 さて、暦の上では立冬も過ぎ、もう冬という事である。一時期冷え込んだ事もあるが、昼間はまだ暖かく感じる事もあり、寒暖の差に体が追いつかない感じもある。先日電話をしてきた鹿児島市の友人も、早速風邪を引いてしまったとの事。実際、これからの冬がどうなるか分からないが、お互いに体調には気をつけたいものである。


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第6回 (H20.11/2)

 11月に入り、朝夕がだいぶ冷えて来だした。昼間との寒暖の差が多くなると、喘息などの呼吸器系の調子が悪くなりやすい。よくよく気をつけて欲しい。
 先週、薩摩川内市に、「手紙 〜拝啓、15の君へ〜」などのヒット曲で知られるアンジェラ・アキのライブが行われた。友人に誘われて出かけていったが、これがなかなか良かった。よく地方での公演の場合、さっさと終わるアーティストもいるが(過去1時間半ほどで終わったのがいた)、6時半過ぎから始まり、途中15分の休憩を入れ、アンコールが終わったのは9時20分を回っていた。前半はピアノ弾き語りで、後半はバンド構成という内容。元々パワフルな歌手だなと思っていたが、実際のライブを聴いて、改めて凄い!と思った。とかく、落ち込み気味になる自分も、少し励まされたようだ。
 我々の仕事は患者が来てくださってなんぼの世界で、患者がいない時間帯をどう過ごすかは、命題。そういう時こそ、カルテの見直しや専門書をひもといたりとしなければと思うのだが、一人でやっているとなかなかモチベーションが上がらない事がままある。こういう気分転換などを行い、気持ちを高め、患者の皆さんに喜んでもらえるよう、学術の研鑽や、人としての教養を深めたいものだ。


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第5回 (H22.10/13)

 先日の体育の日で、おおむね運動会シーズンも終わりを迎える。
 あまり運動能力が低かった自分は、この時期は本当にいやだった。自分らの学校は生徒数が少なくて、足が遅かろうが、かり出されていたからだ。まっ、それはそれで苦い想い出となって、今では笑い飛ばせるが。
 しばらくの間、ゆとり教育とか言って、運動会ですら、順位を決めるのをヨシとしなかったという。でも、実社会は好むと好まないと競争社会である。もちろん運動能力だけがすべてではない。そういう事を教えるのが、子供たちの将来につながると思うのだが、
 そういえば、この間、ニュースで子供の運動能力の低下に歯止めがかかったという事が報道されていた。短期的な事ではまだ分からないが、そうであればいいことだと思う。
 ここの所、暗い話が多いが、ノーベル科学賞を日本人が2名受賞した事は、実に明るい話題だった。
 しかし、その陰では、学生の理工離れや基礎研究への希薄さなど、将来を憂える状況が続いている。国にしても目先のすぐに利益を上げそうな研究には金を出すが、いつ結果が出るか分からない基礎には出したがらない。しかし、運動能力と一緒で、基礎の部分をおろそかにすると、将来、その付けが国の体力として影響してくると思うのだが。
 同様な意味で心配なのが、サッカーのアンダー20が2階連続W杯参加を逃したという事。これもここ数回の連続出場をしているフル代表の次世代の選手たちであるので、心配される
 って、なんか今回も、鍼灸には直接関係ない話ばかりでした。あはは。

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 第4回 (H22,9/29)

 暑さ寒さも彼岸までとよく言ったもので、めっきりと朝夕が涼しくなってきた。一部の人によれば、猛暑だった分、逆に今年の冬は寒いのではという話もある。個人的には寒いのは苦手なので、いやだな……。
 先週は、やはり全病理という会の関係で、久しぶりに博多に行った(といっても用を済ませ、とんぼ返りだったが)。博多駅もだいぶ改装が進んでいるようで、ちと雰囲気が変わっていた。
 また先週末には、遅くなったと言いつつ、友人が開業祝いがてら、尋ねてきてくれた。本当に有り難い事である。もちろん、彼は彼なりにいろいろと悩みを抱えているようだ。自分も、自らの迷いや不安、もっとも他人に話したから解決するという事ではないが、それでも人と話をすると、なんだか落ち着く。こういう時だから、人とのつながりは必要で、あり、ありがたい事なのだろう。
 人とのつながりと言えば、自分の周りでも、本職以外にいろんな活動に参加し、積極的に人脈を広げ、またそれが本職の方へ還元されている人がいる。またいろんな会合の企画や、運営、組織の立ち上げが好きな人がいる。それらの人を見ていると、とても自分は真似ができないと舌を巻くばかり……。
 とりあえず、背伸びをせず、自分にできる事を少しずつやっていくしかないか。
 ただ、最近テレビなどのニュースを見ると、この国は本当に駄目だと思わざるを得ない事ばかり……。
 こりゃ、英会話でも習得して、海外へ逃げなきゃならんか、なんて、冗談だが。まったくといっていいほど、英語はできないからな(もっと、まともに学生のころ、英語を勉強しとけば良かったかな)。
 と、今回もまとまりのない事で、

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第3回 (H22,9/7)

 8月22日は全病理という病因勤務者関係の会の会議で熊本へ、そして8月末は鍼の研修で名古屋へと出かけていた。どちらとも暑い日で、その後、何となく疲労がたまっているような……。名古屋は一人で出かけたため、あともう少しで名古屋駅周辺で宿泊するホテルを探すのに、迷子になるところだった。今度出かける時は、もっと事前に地図や目印を把握しておかないと。
 ともかく、9月に入って、まがりなりにも少し暑さが緩んできたのか、エアコンの設定も同じようにしているが、8月より冷えるような感じ。とにかく、これからは季節が変わりつつあるので、お互い体調に気をつけたいものだ。
 先日、治療室で使っているCDシステムが故障して、東京のメーカーへ修理を依頼していた。その間は、ポータブルCDをアクティブスピーカーにつないでいたが、低温を含め、寂しいかぎり。おととい修理から戻ってきてほっとしている。
 テレビでは民主党の代表選がにぎやかだが、まあ、党員でないため、いくら騒いでも自分らには選択権がないのだが……。関係者は本当に日本の将来を考えて、充分考慮して選んで欲しいと思う。(鍼鍼治療者として個人的に特定の政党、候補者を応援するものではないが)
 なんか、今回も暇をしているせいか、書くネタがないようで、今回はここまで。
 次回はもっとましな話が書けるようにしたい。

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第2回(8/16)

 その時の気分で、文章の作風が変わるので、あらかじめご了承願う。
 プロフィールの所に写真を貼ったが、何しろ慣れない手つきで携帯カメラを使って自分で写したから、写りが今市かも。えっ、実物の方がもっと見苦しいって声が聞こえてくるような……。ともかく、街であっても変なおっさんと思わないように。
 この間、久しぶりにCDを購入。1枚は奄美出身(だったよね)の元ちとせさんの最新カバーアルバム。相変わらずダイナミックなボーカルだ。それと話題の大河ドラマ「龍馬伝」」のサントラ。
 「龍馬伝」と言えば、今年のはじめ、「平成の龍馬になりたい」なんて言った政治家がいたような、あれからどうしたんだろう……。
 日本の景気も少し上向いたというけど、そう思えないような気がするのは自分だけかな?ニュースでも育児放棄やら百歳以上の方の所在不明など、今更ながらにどうしたんだい、日本!?
 閉塞感のある今こそ、本当に坂元龍馬や西郷隆盛、大久保利通らのような獅子が出現してもらいたいものだ。
 って、お盆に墓参りをしながら、調子に乗って書いている。いったい何を書こうと考えていたのだろう?
 という事で、今回はここまで。


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第1回(H22/8/3)

 開業して間もない事もあり、当初、業者に依頼しようと思っていたホームページ作成を自ら行ってみる事にしました。まあ、まだ時間もありますし、40の手習いというわけでもありませんが。
 なんとかかんとか、形にはなってきたかなという陰証です。今後は皆様の反応も見ながら、このHPもバージョンアップできればと思います。
 このコーナーは、治療にかじらず、私の周りで起こった事柄や、思った事を適当に記していきたいと思います。できれば、月に2回ほど更新できれば、まずはいいのかなあと考えております。
 興味のない方は、どうぞ、読み飛ばしてください。

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