田んぼの周りの自然

百合の花
谷間の百合(映画のタイトルみたい?!)

 谷間の田んぼの脇に咲いている鬼百合(オニユリ)または小鬼百合と言われる自然生のもの。鹿児島には田植え時期に結構咲いている。私は草刈りをする時にこの百合をキチンと残している。黒揚羽蝶が蜜を吸いに来るとシャッターチャンスなのだが今年はまだその機会に恵まれていない。請うご期待あれ

ねじ花と蝶
ねじ花と蝶々

 田んぼの畦にやはり梅雨時に咲く花がねじ花だ。ピンクの花が螺旋(らせん)階段のようにくるくると茎の周りを回っている。その花に蜜を吸いに来た蝶々、私はこの蝶の名前を知らない。どなたかご存じでしたらメール下さい。
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雨蛙と合鴨
網の杭にいた雨蛙

かたつむり
軽トラックの屋根にカタツムリ

 

大名筍(だけ)というタケノコ
大名ダケと呼ばれるタケノコ

 春の筍は鹿児島では、(1)孟宗(もうそう)竹、(2)古参(こさん)竹、(3)唐竹(からたけ)、(4)大名竹と2月頃から6月まで続く。そして私の虚空庵(こくうあん)の庭には10月に生えてくる(5)黒竹(四角竹とも)がある。これもまた美味である。
 大名竹は名前の通り島津の殿様が好んで食べたからと言われる。しかし、大名は硬いものが食べられずに、この筍だけは柔らかくて食べられたからその名が付いたとも言われる。デミョーデケ、と発音するのが薩摩人。写真のように焼いて食べるとおいしい。
 田植えで忙しいある日、友人が裏庭で取れたと言って差し入れしてくれたのを「菜の花糸工房」の皆さんも交えて食した。これを肴に飲んだ手作りの濁酒が殊の外おいしかった。

 皆さん、郡山へ遊びに来ませんか?

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