鹿児島 の伝統行事・祭 その27 |
高橋十八度踊り(よっかぶい) (yokkabui)
金峰町 高橋 きんぽうちょう
毎年8月22日、子供が水難にあわないように願って、水神祭りとして、行われます。
大ガラッパ「かっぱ」に扮した青年は、シュロの皮で作ったお面を被り、夜具・寝巻き
かいまき・をまとい、公民館から玉手神社に向います。途中や神社でも、子供や観客に
担いだ笹などで悪さをしたり、小さな子供などには、追っかけて捕まえてカマスの中に
入れたりします。よっかぶいは、直ぐそばを流れる万之瀬川支流、堀川に住む水神と
言われ、五穀豊饒と水難防止を願い、300年以上の伝統行事です。よっかぶいとは、
「夜具かぶり」の方言で、それは、カッパに化けた青年達や祭りの名前になってます。
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高さの違う鉦をハンマーで叩いて・キン・コン |
車に逃げこんだ子供を狙う | |
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悪いことはしませんから、来ないで下さい。必死になって謝り鳴き出す子供 | カマスに入れられた、必死に逃げる | |
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大ガラッパは集落から、玉手神社の入口に・この年ガラッパは18人 | ボクもつかまって、カマスに入れられちゃった | |
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神社境内に高く作られた土俵の上で相撲をとるガラッパ | 体操というか、相撲踊りというか、3人ででんぐり返し | |
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踊りの最中も、直後も子供を捕まえカマスの中に | 鉦の合図で引き上げ。あっけないお開き |