シロチョウ科の蝶
ツマベニチョウ  褄紅蝶

ツマベニチョウは日本のシロチョウの中では最大の種類
北限が九州南端部で 「幸せを呼ぶ蝶」 と呼ばれている。

ツマベニチョウを追っかけてみると、習性や色んなことが、分かってきた。
オスはすばやく、花に瞬時に止まり、蜜を吸うこともあるが、コンマ何秒で、
(せめて一秒以上留まれば、うれしいのだが) 移動してしまう。
花にもなかなか止まらないが、メスは意外に長く留まることがある。
が、人の近づく気配で、あっという間に逃げ去ってしまう。
交尾中のオス・メスも、羽の裏側の保護色に自信があるのか、
近づいても、そっと触っても、じっとしている場合も少なくない。


      ツマベニチョウ メス
メスを見つけてホバリング中のオス

 

山川駅に通って2年、やっと自然に飛んでるツマベニチョウをとらえた。
メスには後羽に黒い点があり、オスにはそれがない。動作もオスに比べ
いくぶん鈍いようです。

オス メス

  
羽の裏側は保護色になっていて、枯れ葉に紛れたら、それこそ見分けがつかないほど。
表側のあの鮮明な色が想像つかないほどです。交尾中葉っぱに止まった雌雄。上雄。
ツマベニチョウの舞う有人日本最南端の駅「山川駅」
ホームにはハイビスカスの花が咲き乱れ、褄紅蝶が,時折止まる。
飛んでるツマベニ蝶の数は、一番多いのではないかと思われる。
GW頃や夏休み初期の大量羽化後だと、数十羽も乱舞して、見事。

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