鹿児島 有人本土日本最南端の駅山川駅付近
幸福を呼ぶ蝶「ツマベニチョウ」の舞う駅

ツマベニチョウの飛翔

「幸せを呼ぶ蝶」と言われ、シロチョウ科では世界最大級の種。北限が九州南端部

山川駅付近

山川駅は実質、終着駅と言っても過言でない。有人の日本最南端の駅である。
昔、流行った奥村チヨの唄のイメージもなくはないが、南国の日差しは明かるい。
指宿を過ぎて、大きくカーブをまわると、山川港が見え、海沿いに走りすぐ到着。
鉄路に平行して国道があり、ブーゲンビリアやハイビスカスの、花の並木が続く。
道路の下を抜けて護岸から出る湯気や、干潮時出てくる岩の間に、これは温泉。
3月から11月の季節なら、回りを見渡すと白い大きい蝶が目にとまるはず。
モンシロ蝶の倍以上・アゲハ程の大きさ、この辺り北限の、南国の蝶だ。
シロチョウの中でも世界最大級のツマベニチョウだ。これだけの群棲はそう見られない。


駅に降りたって、すぐ気がつかなければ崖を見上げてみよう。この蝶の飛び方は激しく
高く高く飛んでいたかと思うと、葉が落ちるようにストンと舞い降り、人が近づいた気配
であっという間に高く高く飛び去る。花に留まるのも瞬時で、なかなかとらえられない。


ツマベニチョウ ダンドクに 


ハイビスカスで吸蜜中
        

                 その他の場所のツマベニチョウ                    
トカラ・悪石島 屋久島・湯泊温泉 指宿市
                      
                                                                            
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