その16


津貫豊祭太鼓踊  (tunuki hoze taikoodori) つぬきほぜたいこおどり 
加世田市 津貫
中間太鼓踊りは県指定 無形民俗文化財

 
三列で登場。真中は女性のカラフル衣装で小太鼓と鉦かね「小中学生男子」。両側は大太鼓。
ここでは、合計20人で踊る。他に三人の紋付羽織の歌い手「歌上げ」が途中から加わる。

鹿児島の秋祭り・ホゼ祭りは、豊年・五穀豊饒を祈願し、各地で開催されています。
鹿児島の太鼓踊りも、各地で様々のコスチューム・振付で伝わっています。

津貫の太鼓踊りは、10月27日国道270号沿い天御中主神社で奉納された後
集落内を回ります。踊りは朝の6時から夕方の6時ごろまで披露されます。
中間地区・千河地区・上門「うえんかど」地区の三つの太鼓踊りがあります。
※天御中主神社「あめのみなかぬしのじんしゃ」


午前10時、天御中主神社での神事 鉦小太鼓で踊り前のエール交歓デモンストレーション なかうちと呼ばれる鉦・小太鼓の衣装
3つの集落の太鼓踊りがある 体力もかなり使うそう 以上天御中主神社境内で

薩摩の太鼓踊りは、棒踊り・カマ踊りなどと同じく、県内各地に伝わっている。
源頼朝の武家政治の始まりの祝とか、島津のお殿様がらみの謂れがあったりしているが、
ほとんどは、その土地と結びついた島津藩主・領主との由来話しが有力のようである。

ここ津貫の太鼓踊りのテンポ等とる音は、真中の鉦と小太鼓メインで、踊りながらの
大太鼓を打つといった動作がないので、大太鼓の音は出ない静かな踊り?



集落内で披露
道の駅で披露  酒造「焼酎」メーカーで 幼稚園で



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