鹿児島 の伝統行事・祭 その38 |
くも合戦大会 (kumo kassen)
加治木町.
豊臣秀吉の朝鮮侵攻の折り、陣中で島津義弘が兵士の意気高揚を狙い、
このくも合戦を行わせたと言われています。現在島津義弘の城下町「麓」で
あった、加治木町の福祉センターで、毎年6月に開催されます。
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行司の目は真剣、一瞬も油断出来ない | 「かまえ」のくもに「しかけ」のくもを対戦させる |
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外人さんも見物・撮影 | 会場3ヶ所で対戦 |
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審判長行司 | 闘魂のないくもには、少し刺激を「砂かけ」 |
お田植祭り (otaue mathuri)
川辺町.・飯倉神社 かわなべ・いいくら
鹿児島にはお田植祭りがいくつも残っていますが、玉依姫を祭ってあるこの飯倉神社が最も遅いところです。
祭りは、神社拝殿前で神事、その後、境内で、棒踊りの奉納。3つの集落が年交代で棒踊りを奉納します。
その後、猿田彦先導で、早乙女達、棒踊り連が神田にお下りします。神事のあと、早乙女の田植え、踊り奉納。
また、同じように猿田彦先導の行列で、神社に戻り、拝殿で神主による田の神舞いがあります。
奉納棒踊り、この年は | 早乙女らによるお田植 | 神社拝殿での田の神舞い |
棒踊り奉納 | 猿田彦先導オクダリ | 猿田彦の面・面の中に面がある |
神田で神事 | 早乙女の田植え | 田の神舞い・鍬で耕す |
2005.7.10