鹿  その38

くも合戦大会 (kumo kassen) 
加治木町.

豊臣秀吉の朝鮮侵攻の折り、陣中で島津義弘が兵士の意気高揚を狙い、
このくも合戦を行わせたと言われています。現在島津義弘の城下町「麓」で
あった、加治木町の福祉センターで、毎年6月に開催されます。

 





行司の目は真剣、一瞬も油断出来ない  「かまえ」のくもに「しかけ」のくもを対戦させる
 外人さんも見物・撮影  会場3ヶ所で対戦
 審判長行司  闘魂のないくもには、少し刺激を「砂かけ」

                                                   2005.6.19取材





お田植祭り (otaue mathuri) 

川辺町.・飯倉神社  かわなべ・いいくら

鹿児島にはお田植祭りがいくつも残っていますが、玉依姫を祭ってあるこの飯倉神社が最も遅いところです。
祭りは、神社拝殿前で神事、その後、境内で、棒踊りの奉納。3つの集落が年交代で棒踊りを奉納します。
その後、猿田彦先導で、早乙女達、棒踊り連が神田にお下りします。神事のあと、早乙女の田植え、踊り奉納。
また、同じように猿田彦先導の行列で、神社に戻り、拝殿で神主による田の神舞いがあります。

奉納棒踊り、この年は 早乙女らによるお田植 神社拝殿での田の神舞い


棒踊り奉納 猿田彦先導オクダリ 猿田彦の面・面の中に面がある
神田で神事 早乙女の田植え 田の神舞い・鍬で耕す


                                               2005.7.10



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