東浩紀 Azuma, Hiroki

東浩紀 『存在論的、郵便的』 新潮社・1998年
はじめの方は「ふんふん」って感じで読んでいたのですが、後半になればなるほど難解になっていく印象。読んだことで知ったかぶりたかったんだけど(笑)、さすがに一筋縄ではいきませんでした。何年かしたらもう一度読んでみよう。
2000/11/10
東浩紀 『不過視なものの世界』 朝日新聞社・2000年
私、こんなに難しい対談集読んだことないよ。でもそのイメージは冒頭の斉藤環との対談に由来するかも。だって、浅田彰の「スキゾ/パラノ」くらいはわかる(「知っている」と言うべきかな)けど、「象徴界」だの「ファルス」だの「シェーマL」とかで説明されたってわかりません(笑)。やめてほしいです、そういうメタファーは。でもまぁラカンくらいは知っておきたいよねー。でもやっぱりわかんないです。
比較的わかるのは(比較的です)、法月倫太郎との対談「謎解きの世界」。このなかで法月がいう「(社会派の後を受けた)本格ミステリと80年代的な状況との対応が指摘されはじめて、僕らの小説も時代を映した一種の社会派ミステリだったという見方が支配的になりつつある」という発言にはなるほどと思ったかな。
2001/1/16
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