参加者ご紹介

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◇童児(どうじ)◇

童児とは、参宴者に歌題(かだい)を配ったり、参宴者が書いた短冊(たんざく)を集めたりする役です。毎年、小学三年生から四年生の男女一名づつを募集(ぼしゅう)しています。水干(すいかん)姿がかわいいと大人気で、毎年多くの応募者があります。



・・国分小学校3年生・・

   有村 琢磨 君 (ありむら たくま)

○童児からのコメント
 ふだんは会うことのできない方々と会うことができてうれしいでした。
たくさんの人から手伝ってもらってやっときものを着ることができました。昔の人はきものを着るだけでも大変だったんだなぁと思いました。雨がふってきたらたびやぞうりがびしょびしょになりました。今の時代は、くつがあるのでべんりだなぁと思いました。
 歌会は、たくさんのほうどう人やお客さんが来ていたのでものすごくドキドキしました。名前を言うとき、名字と名前の間に「の」を入れ、「有村のたくま」とか言うのでびっくりしました。歌をひろうするとき、音楽みたいにふしを付けてゆっくり読むんだなぁと初めて分かりました。昔の春の行事に参加できてとてもいい勉強になりました。今度は夏や秋の行事も調べてみたいです。




・・西陵小学校3年生・・
   牛ノ濱 舞 ちゃん (うしのはま まい)
○童児からのコメント
 当日は、雨がふって急に歌会になってしまいました。しかし、歌会になったおかげで、 おどりや、えんそうがじっくり見たり聞いたりできよかったと思います。水干という着物が着れたし、テレビにも出れて、曲水の宴にさんかできて、本当にいい 思い出になりました。




イラスト
 有村 琢磨君

◇白丁(はくちょう)◇

杯(さかづき)がうまく流れるように、竹のつえで調整(ちょうせい)したり、参宴者に杯を渡したりする役目です。曲水の宴の進行には大切な役目です。毎年、鹿児島市内の中学生にお願いしています。

・・清水中学校1年生・・
 野元 健太 君 (のもと けんた)

○白丁からのコメント
 
僕の家は清水町で磯庭園には何度も行ったことがあるけど曲水の宴という行事があることは全く知りませんでした。先生に勧められたときはイヤイヤ?参加したけどリハーサルをやっていくうちにだんだんとおもしろくなっていきました。それに抹茶やジャンボもちがもらえるということが僕の一番の楽しみでした(笑)。白丁の8人の中でもっとも背が高いという理由で先頭を歩いたり覚えることがたくさんありました。
 しかし、当日はあいにくの雨で歌会になってしまい僕たちの出番はなかったけど、古式ゆかしい風俗衣装を身につけて伝統行事に参加できたことが一生の思い出になりました。本当にありがとうございました。



・・清水中学校1年生・・
 瀬戸口 慎太郎 君 (せとぐち しんたろう)

○白丁からのコメント
 本番まで3回僕達は練習しました。いつも本番さながらで練習し、とても緊張しました。地域の伝統行事として、恥じないようにと練習し、本番を向かえた時、雨が降ったりやんだりで、雨が降ると僕達は座ってるだけで、降ってほしくなかったです。今まで3回し、いろいろご指導してもらい、しっかり覚えたのに、何もできないのは嫌でした。
 しかし、天候には勝てず、広間ですることになり、ずっと座っているのは嫌なのに、さらに、お客さんがたくさん見ていてとても緊張しました。いろいろ練習したのに、本番で何も出来ずに見ていてできれば役目を果たして終わりたかったです。



・・清水中学校1年生・・
 山下 直樹 君 (やました なおき)

○白丁からのコメント
 色々な経験をさせてもらい、曲水の宴に参加してよかったと、今、改めて思っています。 3度にもわたる練習を積んで、本番に望みましたが、本番当日に、雨が降り、歌会になったのがとても残念でした。 しかし、一日一日の練習がとても楽しかったので、悔いはあまり残っていません。
 最後に、仙巌園のスタッフの皆さんには、大変お世話になったと思います。
 スタッフの皆さん、曲水の宴に参加した四日間ありがとうございました。



・・清水中学校1年生・・
 石原 悠司 君 (いしはら ゆうじ)

○白丁からのコメント
 僕は、3月4日の曲水の宴というとてもすばらしいイベントに参加できるとは思っていませんでした。そのときは、学級の総務をしていたから、1年生を代表して選ばれることができた。それは、とてもうれしかったことです。練習のにっていが決まったときは、野球の大会と重なり、大会には出られなくいやいやと練習にいくばかりでした。でも、練習をやってみると立てひざをつくのはきついけど、ちくじょうでさかずきを流れに乗せることがおもしろかったです。さらに、関係者の方々にはとてもお世話になりました。まっちゃぢゃんぼもちなどをごちそうになったり、関係者の方々と交流を深めていきました。
 3月4日、本番の日では、あいにくの天候で、できるかできないか、とても厳しい状きょうでした。けっきょく天気は上がらず「歌会」だけという僕たちは、白丁の役から、わきやくという感じでした。イスに座っていた僕たちはKTSのアナウンサーで司会をつとめていた人に1人ずつ名前を読んでくれたときはうれしかったです。
 この伝統ある行事には2度と参加できないと思うが心の中に大切な思い出として深くしまっておきたいです。



・・清水中学校1年生・・
 末原 大地 君 (すえはら たいち)

○白丁からのコメント
・最初は曲水の宴に参加しようとは、考えていませんでした。でも、同じ部活の先輩が「去年やったけど、そこまで大変じゃなかったよ、それにいい思い出になるからやったほうがいいよ」と後押ししてくれたおかげで、白丁をやろうと決断しました。
・初めての練習のとき、いくら先輩が「大じょうぶ」と言っていても、とても緊張しました。話を聞いたりしていくうちに徐々に緊張が少しずつとけていきました。初めての曲水の庭で練習したときは、自分が思っていたのと全然違うことをしたので、気がとても楽になりました。
・二回、三回目の練習も終わった本番の前日の夜、次の日のことを考えたらなかなか寝つけませんでした。
・とうとう本日に白丁の服を着たら、昨日の夜以上に緊張しました。結局あいにくの雨で僕たち白丁の出番はありませんでした。歌会のときの八名の方々が歌った歌はとてもいい歌でした。しかも、生で間近で見れるのはとてもすばらしいでした。
・歌会も終わり、外に出たら道行く人みんなに写真をいっぱいとられました。どのカメラを見ればいいのかとても困りました。でもなんだかよく分からないけどとてもうれしいでした。
・島津興業のみな様には、準備から本番までとてもお世話になりました。一生に一度の大切な思い出になりました。ありがとうございました。



・・清水中学校1年生・・
 丹生 幹康 君 (にう みきやす)

○白丁からのコメント
 先生から白丁の役をしてみないかと聞いたときは、どういう事をするのか、どのような洋服を着るのか心配とゆいしょあるすばらしい行事に参加出来るという、うれしさで複雑な気持ちでした。第1回の打ち合わせでは、曲水の宴というのは中国の行事で永い時を越えてこれらの伝統文化を復元し、往来の雅かな儀礼をしのぶ目的ということを知りました。 2回、3回目の練習では、杯がうまく流れるように手伝ったり、行列で歩いたりしましたが、本番は有名な方々が来られると思い緊張してしまいました。
 また、曲水の宴のスタッフの方々は本番まで川の流れの調節や観客の見る座席を組み立てたりと、みなさん本番が成功するようにがんばっているんだと思いました。そして本番、衣装を着て式が始まるのを待っていましたが、あいにくの雨でした。けど参宴の和歌を詠む所を見れたのでよかったです。
 次は曲水の庭でやりたいです。



・・清水中学校1年生・・
 浅野 孝行 君 (あさの たかゆき)

○白丁からのコメント
 僕は、3月4日、曲水の宴に白丁として参加した。最初は何をするかがわからなかったので、ものすごくふあんだった。第一回の曲水の宴の録画ビデオを見たとき、「僕でもできるんだろうか?」と思った。しかし、実際やってみると、いがいと簡単でふあんもどこかに飛んでいってしまった。練習をやっていくにつれ、だんだん動きを覚え、スタッフの方々とも楽しく練習に参加できた。
 本番当日、あいにくの雨。ショックだった。しかし、曲水の宴に参加していろいろなことをまなんだ。例えば、中国の歴史についてである。中国の人々はたったあれだけの時間をつかってうたを楽しんでいる。それだけ、昔の人々はうたを書くのが好きなのだろうと思う。そして、いろいろなところで、日本と中国は深いつながりがあると思った。
 今後はもっといろいろなことを知るために、いろいろな本や辞書などで調べていきたい。



・・清水中学校1年生・・
 深見 和也 君 (ふかみ かずや)

○白丁からのコメント
 曲水の宴に出られて良かったと思います。が、天候が悪く雨のため歌会になり白丁の仕事がなかったので残念でした。白丁の衣装が着れ、外国人の方にたくさん写真を撮ってもらいそれはうれしかったです。初めて身近で琵琶の演奏が聴けました。参宴者の方が歌を詠む所を見てお題は「草」で、すぐ詠む事ができてすごいと思いました。
 何事も初めてのことばかりでしたがとても良い思い出になりました。
 本年は晴れることを祈ります。ありがとうございました。



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