童児(どうじ)・白丁(はくちょう)の紹介
童児(どうじ)
童児とは、参宴者に歌題(かだい)を配ったり、参宴者が書いた短冊(たんざく)を集めたりする役です。
毎年、小学三年生から四年生の男女一名づつを募集(ぼしゅう)しています。
水干(すいかん)姿がかわいいと大人気で、毎年多くの応募者があります。
鹿児島市立桜丘西小学校四年生
「学校の教科では算数が一番好きです」という元気な男の子。学校が大好きな
彬貴くんですが、宴の当日は担任の先生も見に来てくれるんですと嬉しそうに
話してくれました。良かったね。
鹿児島私立池田小学校三年生
「学校の教科では体育が一番好きです」という美穂ちゃんは学校の持久走大会
では一番だったそうです。おめでとう!
宴の練習の後にはダンス教室と大いそがしの美穂ちゃんでした。
白丁(はくちょう)
杯(さかづき)がうまく流れるように、竹のつえで調整(ちょうせい)したり、参宴者に杯を渡したりする役目です。
曲水の宴の進行には大切な役目です。毎年、鹿児島市内の中学生にお願いしています。
今年は、鹿児島市立清水中学校の一年の八人の方々にお願いしました。
練習には主任の原田敏和先生と副主任の澤田和人先生も参加してくださり、みんな一生懸命練習してくれました。
有馬 淳朗 君(ありま あつろう)
曲水の宴に参加して、色々な文化・歴史を知ることができて良かった。
榎田 健二 君(えのきだ けんじ)
仙巌園の曲水の宴。白丁は一生の思い出になってとてもうれしかった。
小脇 拓 君(こわき たく)
とても辛く、きつかったけど、その分だけとてもいい思い出になった。
高橋 晴幸 君(たかはし はるゆき)
曲水の宴に参加して、一生に一度の貴重な体験をすることが出来た。
原田 哲詩 君(はらだ さとし)
きつい練習を乗り越えて、しっかりと自分の役目を果たせて良かった。
松永 剛幹 君(まつなが ごうき)
曲水の宴の白丁という、すばらしい役目を果たすことができて良かった。
宮嵜 翼 君(みやざき つばさ)
歴史的な行事に参加できて、当時の人々の気持ちが少し分かった。
宮原 和洋 君(みやはら かずひろ)
日本古来の文化に触れ、またそれについて考えられたので良かった。
原田 敏和 先生(はらだ としかず)
今回の「曲水の宴」に参加することは、生徒達にとっては、郷土の歴史・文化を知るということ、
厳粛な儀式の中で責任ある行動をとるということからも、貴重な体験でした。
澤田 和人 先生(さわだ かずと)
「曲水の宴」、大勢の人に見守られながら、子供達は一生懸命頑張った。
本当に有意義な一日であった。この貴重な体験をいつまでも忘れないでいてほしい。