参宴者のご紹介
戊辰戦争で破れた庄内藩の戦後処理を行なったのが西郷隆盛。
この時の西郷が道義的であったということで庄内藩では、以後、西郷隆盛に感謝し島津家とも
親しい交流が始まりました。現在では、鹿児島市と鶴岡市とは姉妹都市盟約も結んでいます。
酒井忠明様は庄内藩の最後の藩主であった酒井忠篤(ただすみ)の孫にあたられます。
幕末の将軍継嗣問題やペリー艦隊への対応について、時の老中であった阿部正弘(あべまさひろ)と
薩摩藩主島津斉彬(なりあきら)は良き相談相手でありました。
阿部正紘様は阿部正弘の子孫でいらっしゃいます。
日置島津家は島津一門家の一つで、15代島津貴久の三男歳久を祖とします。
毎年、島津一族の中からお一人、この曲水の宴に参宴していただいていますが、
今年は日置島津家の分家の島津久昭様にお願いしました。
磯の歴史と文化を生かす研究会は、仙巌園の所在する鹿児島市磯の持つ歴史・文化・自然の価値を
明らかにし、これらを次世代に継承することを調査・研究している会です。磯の歴史的文化的な資産を
将来につなぐ橋渡し役を兼ねて参宴いただいています。
黒田様は元鹿児島県工業技術試験所長で、本会のメンバーでいらっしゃいます。
歌誌「黎明」同人
鹿児島県内の和歌の愛好者によって構成されている団体です。県内の歌誌同人の方々が、
毎年同協会の推薦によって参宴されます。
鹿児島県内の書道や書家のグループを網羅した団体です。鹿児島県は書道人口の多い県としても
有名ですが、毎年、同会の推薦によって書家の方々が参宴されます。
披講者
霞会館披講会
毎年正月に行われる「宮中歌会始」でもご活躍の和歌の披講者。独特の口調が印象深い。