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日本の近代化の出発点
明治という、日本の新しい時代と近代化を支えたのは、ここからはじまった製鉄・紡績・造船といった近代産業でした。そして、薩摩の近代に対する認識は、そのような欧米の文明の背後にある富を生み出す仕組みに目が向けられていました。
1865(元治2)年にイギリスに派遣された薩摩藩英国留学生の一人五代友厚は、欧米の諸国と対等であるためには、日本を富める国にしなければならないと考えました。すなわち、明治の文明開化の転換点は鹿児島にあったと言われています。
そして、それは、今日の日本の在り方とも深く関わっています。
鹿児島紡績所 (C)
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