
よだれとかぶれ
Q:6カ月の長男です。口の周りなどが、よだれがついたところを かきむしり、かきむしった個所がただれてしまっています。
寝ている間にかかないように手袋をして眠らせていますが、起きている 間はそうもいきません。ほっておいても、よろしいのでしょうか。
それとも何かかきむしらない、またはよだれを少なくする 予防法があるのでしょうか。A: 口の中に入れて、飲み込まれるべきミルク等の飲食物が、口の周りにくっつくとこれが異物となり、局所のアレルギー反応が起こることがあります。
赤ちゃんのよだれには飲食物が含まれていることが多いので、そのまま放置しておくとアレルギー反応を起こすわけです。
この反応の起こり方は個人差が大きいのですが、かぶれのでき易い人は飲食物やよだれを口の周りにつけないように気をつけて下さい。ついたら、まめに拭いてあげましょう。
アレルギー反応によって湿疹やかぶれができるとかゆいので、引っ掻いたり、不機嫌になったりします。
早めにかゆみ止めの軟膏を使ったら如何でしょうか。かゆみがなければ手袋は要らなくなります。
赤ちゃんのよだれは、健康のバロメーターと言われるくらい大事なものです。5〜6ヶ月の歯が生える頃から急に多くなります。
その後も唾液の量は増えるのですが、大きくなるにしたがつて、上手に飲み込めるように成長するわけです。
口内炎などの病気が無ければ、赤ちゃんのよだれは将に健康の証です。 平成12年11月17日
