ある一日の実態

育児相談Q and Aのコーナーも200回になりました。
質疑応答の実際の数は1,000件を越えております。メールで御訪問下さった皆さんに厚くお礼申し上げます。
個人のプライバシーを配慮しながら、他の方には何らかの御参考になれば良いがと思ったものだけアップしました。
ここにはある一日の実態を挙げてみました。1日6件のQ and Aは老人の小生には肉体的、時間的に疲れます。アップしたのは1件だけでした。
今後もボランテイアとして続けたいと老骨に鞭打っております。
出来ましたら、今までに掲載されていない事柄や内容についてのメールを歓迎致します。

度々の細気管支炎

 :生後8ヶ月になる子供の母ですが、2ヶ月のときに細気管支炎による呼吸不全で人工呼吸器をつけました。
出生体重は3572グラム産前、産後特に問題はありませんでした。
その後も、喘息性気管支炎、肺炎、細気管支炎?で、入院しています。
ニ度目の細気管支炎のときに気管支喘息の疑いで、IgEを調べたところ問題はありませんでした。
これから風邪を引くと、また細気管支炎になるでしょうか?

: 子どもにも色々の体質があります。
肥った子ども、痩せ型の子ども、のんびりした子ども、神経質な子ども等など。
また病気にしても、胃腸を悪くしやすい子ども、ゼロゼロと呼吸器系を悪くしやすい子ども等と様々です。
お宅のお子さんは恐らく呼吸器系が反応しやすいお子さんだと推定します。
重くならないうちに、早め早めの治療をお勧め致します。
体質の良く分った主治医を選ぶことも大事です。

キャーキャー叫ぶ

 :もうすぐ5ヶ月になる男の子がいます。
最近興奮するとびっくりする位大きな声でキャーキャーと叫びます。
いったん始まるとしばらくは止まらないのです。問題無いですか?

: 泣き声意外に大きな声が出るようになり、親子ともびっくりしているようですね。
何も問題なさそうですが、心配なら、ビデオかテープに録音して、かかりつけの小児科医にみてもらったら如何でしょうか。

じんとう

 :予防接種についてお伺いしたいのです。
知り合いからじんとうと言うものがあると聞きました。
うちの子は4ヶ月でそろそろ予防接種の時期なのですがじんとうにしなさいと言われてもすべてじんとうのもので受けられるのでしょうか?
また、どこででも受けられるものなのでしょうか?集団で受けるポリオはじんとうのものなのでしょうか?
教えていただけると幸いです

: 誠に申し訳ありませんが「じんとう」の事については私は何も知りません。
書物や情報を検索すれば分るかもしれませんが、このメールは私の知識の範囲でお答えしておりますので、ご寛容下さい。

嘔吐下痢

 :昨日の6時ころ 昼食の食べたものを全部吐いて、その後もずっと吐いてしまい、下痢も続いております。
今 病院の方へ行ってきたのですが、風邪の一種だといわれました。
 ミルクは、飲ませないほうがいいと言われましたが、お腹がすいていて,なかなか 寝付けない様子です。 

:年齢や身体的な様子が分かりませんのでコメントし難いのですが、病気の事については、診察なさった医師が一番良く病状を把握して居られますので、ご遠慮なくお聞きすることをお勧めします。
下痢嘔吐の時は、乳製品よりも、おかゆ、おもゆ等を薦めています。 

2ヶ月で寝返り

 :首がすわる前の寝返りという項目がありましたが、うちの子は一度できてからというもの、何回もします。
あおむけに寝かすと、体をくねらせてまず横向きになり、次に顔を下に向けてごろんとうつぶせになります。
以前 から反り返りが強かったのですが、それとは関係ありますか?
今、2ヶ月と2週です。まだ首はすわっていなく、うつぶせになると少しだけもちあげる程度です。

: 首が据わる前に寝返りすることはあります。
うつ伏せになったら、自然と頭を上げるのですが、長く続かず、口や鼻を塞ぐことがありますので、ご注意ください。

湿疹の経過中に水痘

 :生後8ケ月の息子が水疱瘡状の症状になり、検索エンジンで水疱瘡を調べていたら、貴殿のサイトに出会い、大変興味深く拝見させていただきました。
ところで、息子ですが、7月の初旬頃から腕や腿に虫刺されと思われるような赤い発疹ができ、発疹の個数も増えていきました。
医院(小児科、皮膚科)にいったのですが、ステロイド系の塗り薬、内服液をいただき、一時的にはよくなるのですが、すぐに再発を繰り返しています。
アレルギー検査は問題なしでした。ところが、8月31日から水痘状の赤い発疹ができはじめ、9月1日に38度近い発熱があり、小児科にいったところ、水疱瘡の疑いがあるとのことで、ペニシリン系内服液をいただきました。
ちょうど、8月31日ごろから虫刺され状の発疹がかれ始め、赤みが消えていっています。
このような症状は、通常あることなのでしょうか。
そして、今後どのような処理を行えばよろしいのでしょうか。

: 5〜6ヶ月から幼児期にかけては、湿疹やストロフルスが出来易い児期です。
これらの経過中に水痘に罹っても不思議ではありません。
水痘は大事な病気ですので、医師の注意を良く守り、治療に頑張って下さい。
水痘にはステロイド系塗り薬は使わないで下さい。
    平成12年9月9日

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