言葉の遅れ

 : 2歳10ヶ月と1歳2ヶ月の男の子の母親です。
長男の言葉の遅れについてご相談があり ます。
現在、夫の海外赴任のため、長男・次男ともに現地で出産しました。
長男は おっとりとした性格で、赤ちゃんの頃から人よりゆっくりめに発育しており、言葉も 同じ年頃の子供たちよりかなり遅いようです。
現在、話せる言葉は単語が少々、「こ れ何」や「どこ」などが言えます。
ただ、意味不明の言葉はいろいろ発しており、いつ も側にいる私は彼が言いたいことは理解できるのですが、周りの人たちにはほとんど 理解できないようです。
次男の方は、少しずつ言葉が出てくるようになり、すぐにお 兄ちゃんに追いつきそうです。
かかりつけの小児科医は2歳健診の時に、「ゆっくりでもその子なりに発達しているの であればかまわない。子供を信じて、待ってあげなさい」とおっしゃいました。
私の 言っていることがわかっているのであれば、難聴とはいいがたいとも言われました。
日本にいる義母は何か障害があるのでは、と心配しているようです。まわりの友人・ 知人は、もっと子供にお話してあげたり、お友達を遊ばせたらと言っています。
もうすぐ長男は3歳になります。
日本では、3歳では2語文を話すのが目安だと聞きま した。
まだ、様子を見たほうが良いのでしょうか?また、子供の言葉の発達は、母親 が特別な働きかけがないと発達しないものなのですか?
日本語・現地の言葉・英語と 3ヶ国語が入ってくる環境の中で、どのように子供の言葉の発達を助けたらよいので しょうか?
ぜひアドバイスお願い致します。

:言葉の発達には個人差が強く、然も環境に影響され易い のです。
三カ国語が混在する中での言葉は、相当遅れる ことが予想されます。
一番身近に話す機会の多い言葉で お母さんが話し掛けて、言葉の訓練をしたら如何で しょうか。
他の運動機能などの発育が順調であれば、知 恵遅れは否定できます。
既に話せる言葉が幾つかあるの で、難聴も否定できます。
三カ国語を自由に話せる国際 人として貴重な人材に育つかもしれません。
「子どもを 信じて、待って上げなさい」との小児科医の意見に賛成 です。
平成12年5月10日

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