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 1.Visual Basic 入門     

 1.1 Visual Basic とは

  Microsoft Visual Basic(以下VB)は、従来のBasicにWindowsの機能をも

 たせたプログラミング言語です。したがって、Windows 特有のコマンドボタン

 やテキストボックスを簡単に配置することができ、ビジュアルなアプリケーシ

 ョンの開発が可能です。

  しかし、従来のBasic は文法を学ぶだけでよかったのですが、VBでは操作

 法や概念が複雑で、初めてプログラミングの勉強をする人にとっては、なかな

 か手ごわい部分もあります。

  この講座では、そのような初心者を対象にVBの初歩的な操作法から測量計

 算のプログラミングまでを学習します。

  なお、本講座ではVB5プロフェッショナルエディションを使用しますが、

 VB5ラーニングエディションでも十分です。


 1.2 VB5の初期画面

  VB5の起動画面で、標準EXEを選択すると図1.1の画面になります。

図1.1 初期画面

図1.1 初期画面

 @メニューバー

  VB5のプログラミングのためのコマンドメニュー。

 Aツールバー

  メニューバーの中で、よく使うものをアイコンにしたもの。

 Bツールボックス

  フォーム上に配置するコマンドボタンやテキストボックスなどの部品(コン

 トロール)が並んでいます。ここから、マウスでクリックしてコントロールを

 取り出します。

 Cフォーム

  入力や出力の画面。ここに、ツールボックスから取り出したコマンドボタン

 やテキストボックスを配置します。

 Dプロジェクトエクスプローラー

  一つのシステムは、いくつかのフォームや標準モジュールから構成されます

 が、その一覧(ファイル名と呼んでもいいでしょう)がプロジェクトファイル

 に自動的に記述されます。ここは、プロジェクトプァイルに記述されたファイ

 ルの一覧を表示する部分です。

 Eプロパティーウインドウ

  コントロール(コマンドボタンやテキストボックスなど)の機能や性質(プ

 ロパティーといいます)を設定します。

 Fフォームレイアウト

  実行時に、フォームをディスプレイ上のどこに配置するかを設定する部分で

 す。

  なお、以上の部分はマウスでドラッグして大きさを変えたり、非表示にする

 など、作業しやすいようにカスタマイズできます。


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 次回は、簡単な計算プログラムを作ってみます。(98/12/31頃)

 これでおわります。きりーっ。れい。    


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