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花子ロゴ

 私たちは、同じ地域に生活している一人の人間として、どちらからも一方的な関わり方ではなく、みんなが「生活しているのはお互いさま」という考え方に立ち返り、その生活の中で「ふれあい」「支え合い」が見直されるきっかけが必要なのではないかと考えました。
安心して暮らせる地域社会をつくるための手法の一つである『地域通貨』にならって、地域のコミュニケーションをより深めようとする目的で誕生したのが、『花子ロゴ』です。
 『花子ロゴ』が地域の中でコミュニケーションの手段として使われることによって、助ける人、助かる人の間に「ありがとう」の気持ちが行き来し、「ふれあい」「支え合い」といった結びつきの輪が次第に広がっていくことを期待しています。

地域通貨とは?

 『地域通貨』はその仕組みに参加するときに、自分の「できること」「してほしいこと」を登録します。一方的にボランティアをして助けるだけではなく、自分も誰かから助けられることもあるわけです。そこで、地域での自分の「必要性」に気づき、互いの持つ「可能性」や「能力」を引き出しあうことを体験します。『地域通貨』はそんな人々の温かい交流を生み出していくます。市場では価値付けのしにくいサービスやモノを地域で循環させ、「支え合い」のできる「人と人の関係づくり」、「地域コミュニティづくり」を目指しているのです。
 このようなことから、『地域通貨』にはボランティアを「してあげる人」と「してもらう人」の間で「きっかけ」となり、「頼みづらい」感じを解消してくれる可能性があるといえます。

花子ロゴの使い方・・・・・花子ロゴ』を育ててくださる方には、つぎのことをお願いしています。

1.『花子育て交換表(登録用紙)』「提供できるサービス」「希望するサービス」を書いてください(どんなことでも結構です)。

2.『花子育てカード(通帳)』5花を差し上げます。どんどん使ってください(残高がマイナスになってもかまいません)。

3.窓口となっている施設で仲介を受けるか、参加者同士で話し合って花子育て(サービスの交換)を進めてください。

花子を育てる会事務局・窓口施設

高齢者グループホーム りんどう 0993−56−4976
高齢者グループホーム 花心家 0993−57−2113
地域生活支援センター にじの途 0993−56−1900(事務局)
通所授産施設     ゆめの樹 0993−56−3199
店遊び 萌(もえ) 0993−56−3738

4.『花子ロゴ』の単位は『花(はな)』です。1花の目安は次のとおりです。(参考)
  ・30分区切りで気軽に頼める程度の仕事など(草むしり30分 = 1花)
  ・100円程度のサービスや不要品などの交換(商品の100円引き = 1花)

5.事前に連絡をとり合って、お互いのルール(何花で引き受けるかなど)を決めてください。
  (道具や材料費などの実費負担については円で精算すると良いでしょう)。


6.『花子育てカード(通帳)』に花子育ての内容(したこと、してもらったこと)を記入し、相手の方のカードに自分のサインを、自分のカードに相手の方のサインを交わしてください。

7.『花子育てカード(通帳)』はいつでも持ち歩いてください。
  もし、『花子』で困ったことがあれば
『花子育てカード(通帳)』に記載してある『花子の窓口(カードを発行する施設)』に相談してください。

そのほかにも『花子ロゴ』を上手に使うポイントがあります。

  ○ 参加者同士の花子育て(サービスの交換)によって『花子育てカード(通帳)』の花の残高がマイナスになってしまうことがあります。
  ☆ 気にせずどんどん使いましょう。あなたのおかげで『心のお金 花子』を手に入れることができた人がいるのです。

  ○ 『花子育てカード(通帳)』の花の残高と「ありがとう」の『花(チップ)』の数が合わなくなることがあります。
  ☆ 残高がマイナスでなければ、窓口で補充してもらいましょう。いろんな『花(チップ)』が手に入るかもしれません。

  ○ 『心のお金 花子』を使って、もっと多くのサービスの交換を希望するなら、『花子を育てる会』に積極的に参加しましょう。
  ☆ 顔見知りになると、頼みやすくなります。また、新しい情報もたくさん集まるので、新しい約束もたくさんできるでしょう。

  ○ 花子育て参加者の「提供できるサービス」と「希望するサービス」の一覧は各窓口に掲示または、備え付けてあります。
  ☆  とりあえず窓口に問い合わせてみましょう。
     窓口まで遊びに行くことができない方は事務局へご連絡ください。ファックスやメールにてリストの配信が可能です。


花子ロゴ』は、使ってみないとその良さがわかりません。
使う前に考えるより、とにかく使ってみましょう。
そして、みんなで『花子ロゴ』を育てていきましょう。


花子ロゴ』の概要
事務局所在地 鹿児島県川辺郡川辺町田部田3535
活動範囲 川辺町ほか周囲市町
運営主体 花子を育てる会(参加者全員による話し合い)
計測基準 30分を1花、100円程度のモノを1花
発行主体 花子を育てる会事務局ほか窓口施設
高齢者グループホーム りんどう  0993−56−4976
高齢者グループホーム 花心家   0993−57−2113
地域生活支援センター にじの途  0993−56−1900(事務局)
通所授産施設     ゆめの樹  0993−56−3199
店遊び 萌(もえ)        0993−56−3738
発行・循環方法 @ 窓口施設(5ヶ所)で参加申し込みを行い、『花子育てカード(通帳)』5花(チップ)を入手する。
A 事務局を通しての紹介、または参加者同士の直接交渉で、ボランティアサービスをしてもらえる相手を見つける。
B サービス30分あたり1花の割合で通帳に記入する。
C 花のチップを渡す。
表現の方法 通帳とチップ
会費 なし
活動開始時期及び主な出来事 2001年3月26日:『心のお金 花子』活動開始
2001年7月14日:第一回『花子教室』開催
2001年8月23日:児玉病院夏祭りにて『花子劇団』公演
定例行事:毎月最終水曜日15:00から『花子を育てる会』を開催
   場所:店遊び 萌(もえ)    
※全員参加の話し合いにより、運営方針やイベントを計画
参加者数 140人 <2001年10月現在>
ホームページ http://www.minc.ne.jp/~moe-moe/hanako.htm/
メールアドレス moe-moe@po.minc.ne.jp
連絡先 店遊び 萌
 〒897−0221 鹿児島県川辺郡川辺町田部田3743−1
 電話・FAX:0993−56−3738

花子を育てる会事務局
 地域生活支援センター にじの途
 
 〒897−0221 鹿児島県川辺郡川辺町田部田3535
 電話・FAX:0993−56−1900