|
里村で定置網の始まりは、梶原氏が西南の役で負傷し傷病中に療養仲間から漁法を学び甑列島の里村で始める。 | |
定置網の側と網入れ 当日までマエジャコ「準備」一月以上掛かる 当日の仕事内容 ドノオ「砂袋」 砂詰・船への積み込み 側張り 船で引きドノオで側を張る 網入れ ボタン付け側に網を結ぶ |
甑島には20統定置網が敷かれていて、漁協の主流をなしていた。 一定の水面に台網、建網などを敷設して行う漁法であった。 この漁法によって大正から昭和に入って青物の豊魚が続いたこともあった。 対象魚・回遊魚 |
「イオセイ」 ・夜明け前、専従が集まり天候と潮を見て態度決定する。「イオセイやいも−す」を合言葉に夜明けと共に人を雇う。 集まり次第、ブイを積み網・石積み込んで、出漁の準備を終える。 潮待ちして魚場へ出発する。年に6〜8回だがこの日だけは地域の住民が最高に活気付く |
「イオセイ」追い込み漁 「マエジャコ」段取り 石の段取り ブイの確認 網の点検 漁船の手配 手船・元船・潜水船 テンマ船 人員の把握 80名以上 対象魚・イサキ カマス 瀬魚 |
待って獲る漁法、受身の漁業です。 対照的な漁法「追い込み漁」は、何日も前から魚群の量を調べ、天候の予測と潮の流れを図り、網元と専従等とで決める。 ブイで追い込み、網で巻くようにして袋に入れて獲りこむ攻撃的な漁法である。 |
カズラタテ 「プウプラプ・ガンガラガン」で始まる・ちょっと変わった里村だけの民族行事が受け継がれている。 「カズラタテ」と呼んでいるが、何時の頃から始まったかは明確でない。 本来、八朔節句「方言でバッコウセック」すなわち、旧暦の8月1日に行われていた。明治時代からの行事とされ ![]() それも全村民参加の行事であったが、人口の過疎化によって実施にはなかなか困難が伴う。 村内を5つの集落に分けて、地域の公民館ごとに帰省客や、観光客への見世物として行うようになってきたのも、時代の流れによる変化として止むを得ないだろうと想われる。 もともと十五夜さんの綱引きから始まったもので、引き綱に芯にするための、つる草である葛採りが、そもそもの出発点であったといわれている。「カズラタテ」は、五穀豊穣を願う行事ともいえる。 この日は、未明から各集落ごとに五十歳までの男子青壮年が山に葛を採りに行く。 採ってきた葛をつなぎ合わせて綱を練り大蛇のように仕立てる。 葛に寄る大蛇は午前中に作り上げられる。 この作業を通じて村人たちのそれぞれの交流も図られるようだ。長さ五〜六十メートルから百メートルの大蛇に仕上げるのも参加する人数によって長短がある。 長崎・天草の流れにある甑列島からか、観光客の中には長崎の蛇踊りを連想する人も多い。 |
ご案内 | 定置網体験 開催場所 開催期間 開催時間 料金 最小催行人員 |
里村 スグチ「西に浜 三月中旬〜八月初旬 双方で話し合い 20.000.〜 7名〜20名まで |
西港から渡船で10分ぐらい 車で10分 悪天候「雨天や強風・時化など開催を中止 作業内容の確認 中止の場合 ※船遊び素潜り漁で活魚の食べ放題 最小7名までは、中学生以上とする |
イカ釣り・流れ釣りと漁り火釣りやマニア向けのタイ釣り‥バラツキで料金設定できない | 漁り火体験 開催場所 開催期間 開催時間 料金 最小催行人員 |
甑釣りポイント 無休 双方で話し合い 20.000.- 2名以上 |
沿海岸一円 悪天候中止 双方で話し合い 々 定員以内 |
磯遊び体験 最小催行人員 8名以上 開催場所 野島・カセドウ・近島・沖ノ島 開催期間 4月中旬〜11月初旬 |
〒896-1101 鹿児島県薩摩郡里村里1605番地 E-mail koshikijima@po.minc.ne.jp TEL 09969-3-2710 FAX09969- 3-2261 |