B WCS in Taiwan (1998.02)

1998年2月14〜15日、鹿児島北ロータリークラブは台北和平扶輪社、台北西扶輪社、花蓮東南扶輪社などと共にWCSを実施しました。
 台湾東海岸の都市、花蓮は西に3,700b級の中央山脈が連なり、花蓮東南扶輪社など現地のRCは山岳民族といわれるネイティブの人たちの環境保全にも努力してきました。
 WCS第1回となるこのプロジェクトは、徳武村の教会に付属する診療所の改修に伴い、医療設備の全面的なレベルアップと村民の無料健康診断を行いました。

 改修された診療所には早朝から村民が列をなし、新設医療機器による診察が日・台合同医師団によって一日中続けられました。部族を異にする村人たちは台湾語が通じないので医師と患者の間に通訳が入りましたが、なんと共通語は日本語でした。1895年から1945年まで続けられた50年にわたる日本の統治が残したものを改めて感じたひとときでした。