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インレー湖はミャンマー連邦シャン州の州都タウンジーの南約10kmにあるこの国最大の湖です。琵琶湖の半分くらいの大きさでしょうか。それでも深さは2〜3mほどです。森林伐採とそれに伴う土壌崩壊で湖は往年の半分くらいになったと言われています。カラモジアが森林復活・有機農業構築に取り組んだのはこの湖を守ることが目的でした。 一つは土壌流出を防ぐこと、もう一つが化学物質汚染から湖を守ることです。それは住民の生活を守ることです。森林復活は遠い時間をかけた根気強いミャンマー国民の意識改革と植林計画が必要です。子ども達の教育でそれは微力ながら果たしています。有機農業は、この国でも多くなっている化学肥料と農薬使用を抑制することと環境教育です。土着菌を利用した堆肥作成をメインに農民研修を2ヶ月に一回行っています。 インダー族という少数民族は足で櫓をあやつり独特の漁具で魚を捕っています。インレー湖のと言えばこの風景、一幅の絵画です。もう一つ有名なのが浮き畑農業です。浅いこの湖の藻を集めて小さな島を作ってその上に湖の底の栄養分一杯の泥を乗せて畑にしてトマトや豆を栽培しています。しかし浮き畑でも農薬や化学肥料が使われていて、湖汚染の大きな原因となっています。 (財)カラモジアがミャンマーに来たのはこのインレー湖汚染や浸食防止のプロジェクトを指導するためです。有機農業の普及、植樹活動、環境教育実施などのためです。2003年秋、(財)カラモジアの事情で撤退し、佐賀県の「地球市民の会」に事業は引き継がれました。 |