花嫁シリーズ

赤川次郎作品集(花嫁シリーズ)            
作品名 出版社  発行年月  内容・解説
忙しい花嫁 角川文庫 昭和61年9月  この物語のヒロイン、塚川亜由美。私立大の文学部に通う二年生、
      少々あわてんぼうの19歳の娘である。 彼女はクラブ活動の先輩・
      田村の結婚披露宴に招かれたが、どうも様子がおかしいのだ。花婿
      田村は暗い顔をしているし、その上、当の田村が「そっくりだが、花
      嫁は別の女だ」と謎の一言を残し、ヨーロッパへ、ハネムーンに旅立
      った。その後、田村は行方不明に……。そして第一の殺人が−。
       この作品は、「週刊小説」誌の昭和57年8月27日号から10月22
      日号まで9回にわたって連載されたあと、翌58年1月に実業之日本
      社からジョイ・ノベルスの一冊として刊行 された。赤川氏にとって
      35作目の長編小説であり、丁度60冊目の単行本である。
忘れられた花嫁  角川文庫 昭和62年10月  いきなり控室へ入り込んできた花婿は、「君を離さないぞ!」と叫ぶ
      なり、下着姿の明子めがけて飛びついた。 ヴァイオレンス・ポルノな
      ら、ここで固唾を飲む強姦シーンとなるところだが、明子はそんなとき
      にキャーキャー騒ぐような娘ではない。 サッと身を沈めると、花婿は
      宙を一転して、いやというほど床へ叩きつけられていた。 
               昭和59年6月実業之日本社より刊行された
花嫁は歌わない 角川文庫    <花嫁>シリーズ第三弾。 親友の久恵が結婚を前に自殺した。
       自分のドジさ加減に頭にきた真由美は、ヤケ酒を飲んでクダを巻き、
      ついに留置場へ。 そこで会った殿永刑事から、久恵がある殺人事件
      に関係していたと聞いて、愛犬(?)ドン・ファンとともに真相解明に乗り
      出したまではよかったが……。 
      表題作のほか「花嫁に捧げる子守歌」を収録。            
                昭和61年11月実業之日本社より刊行された
逃げこんだ花嫁 角川文庫  <花嫁>シリーズ第四弾。 花嫁っていうと、なんとなくロマンチック
    だけれど、人生 にはイロイロあって、花嫁がらみでも事件は起きる。
       名家同士の抗争で、十三歳の少女が花嫁になった。 ところが、複雑
      な事情がからんで花嫁が逃げ出してしまった。 女子大生探偵・亜由美
      ほか「花嫁学校の始業式」を収録。
                昭和62年10月実業之日本社より刊行された
七番目の花嫁 角川文庫    <花嫁>シリーズ第五弾。 女子大生の亜由美と愛犬ドン・ファン
      ぶつかった事件は、なんとウェディングドレス発表会場で起きた毒殺事
      件。 モデルのひとりとして会場にきていた亜由美は、さっそく名探偵に
      早変わり。 ドン・ファンはじめ、親友の聡子、と愛犬ドン・ファンが彼女を
      救うために立ち上がる。 表題作のおなじみの殿永刑事とともに、さっそ
      うと真相解明に乗り出したのだが・・…。            
       表題作のほかに「帰らざる花嫁」を収録。            
               昭和63年12月実業之日本社より刊行された
紙細工の花嫁  角川文庫 平成5年6月  いつも人騒がせな女子大生亜由美のところに誤配された一通の手紙。
       それは<殺人予告>の脅迫状で、中には花嫁をかたどった紙細工の
      人形が入っていた。 亜由美は駆けつけた殿永刑事と共に宛先の家を
      訪れるが、なんとその本人は翌日が結婚式だという・・…。 持ち前の好
      奇心に火がついて強引に式場に潜入した亜由美たちの前で結婚式は
      無事に進み、いよいよケーキカットが始まろうとしていたが、その華や
      かなケーキの上にまたしてもあの紙細工の花嫁が…!? 
       人気絶頂の“花嫁”シリーズ!  同時掲載 「めざめた花嫁」            
      本書は平成1年12月、実業之日本社よりJOYNOVELSとして刊行された。
花嫁の時間割 角川文庫 平成7年4月  おなじみの女子大生・亜由美のもとに、高校時代の友人・ゆかりから、
(透き通った花嫁)     結婚式の招待状が届けられた。 なぜか同時に三通……しかもそれぞ
      れ相手の男性の名が違っている! おっとりとして世間知らずなゆかり
      は三人からのプロポーズを断りきれず、とりあえず全員と式を挙げるこ
      とにしたのだという。 何とか思いとどまらせようとする亜由美だが、三人
      のフィアンセのうちの一人が式を目前に殺されてしまったから、さあ大
      変!亜由美と愛犬ドン・ファンの名コンビがまたまた活躍、お待ちかね            
      “花嫁”シリーズ登場!            
      本書は平成3年12月、実業之日本社より刊行された
半人前の花嫁 角川文庫 平成9年10月  亜由美がアルバイト先で知り合った16歳の女子高生・君江が、36
(霧の中の花嫁)     歳のサラリーマン・三沢と結婚することになった。 式の日取りも決ま
      ったが、君江の叔父・戸部がこの結婚に大反対。 ところが、仲人をつ
      とめる殿永が刑事だと知った途端、戸部は手のひらをかえしたように
      ふたりの結婚を祝福する。 戸部には何か、よほど警察に知られた
      くない「秘密」があるらしい……?   年齢差20歳のカップルの行く
      手をさえぎる数々の障害。 それを乗り越え、ふたりは無事ゴールイ            
      ンできるのか?  「花嫁シリーズ」第9弾登場!
      本書は平成5年12月に、実業之日本社より刊行されたものの文庫化である

更新日 00/07/28