プロフィール
バックパッカーとはこんな感じの貧乏旅行者です
大学を卒業後、住宅建材メーカーに就職。営業マンとして5年半勤め退職、ニュージーランドに旅に出る。
ニュージーランドの安宿で2ヵ月間住込みで働く。その後憧れの羊飼いの仕事を5ヵ月する。
そこの羊の牧場のオーナーと、羊の毛をお土産として売るための会社を設立。田舎の小さな街だったため、会社設立が新聞に取り上げられ、ちょっと有名になるが、見事に失敗に終わる。
1年のビザが切れ、ニュージーランドを出国、しかし日本へのチケットを捨て、オーストラリアへ飛ぶ。
オーストラリアの物価の高さと国土の広さに圧倒され、オーストラリアでの旅は諦め、バーテンダーとして、1ヶ月働き小銭を稼ぐ。
オーストラリアから、タイに飛び、アジアでの旅を開始する。
タイでは自転車で走り回り、暑さで元気がなくなるが、ビールを飲んで復活。しかし宝石詐欺に危うく騙されそうになる。
カンボジアではバイクを借りて、いろんな村を廻る。地雷の怖さも知る。
ベトナムではフーコック島という小さな島で、ちょっと悪さをして警察に捕まった日本人バックパッカーの事情聴取の通訳を勤める。(通訳と書くとかっこいいが、小さな島でまともな通訳なんていない。取調べではベトナム語から英語、そして日本語と二人のなんちゃって通訳がいた。もうひとりは安宿のベトナム人の兄ちゃんだった)
他に日本語と英語を話せる人がいなかったため、というか日本人がいなかった。無理やり通訳をする羽目になった。本当にへっぽこ通訳だったが、被疑者の日本人は無事釈放された。
カンボジアからメコン川を上り、小さな舟でラオスをめざすが、この国境はカンボジア人とラオス人にしか開放されていなかった。そこで警察と入国管理官に袖の下を使い、無事入国を果たす。入国カードを書いていなかったため、ラオス出国時にはドキドキだった。
ラオスでは、運命の出会い。ある女性バックパッカーに一目惚れ。後に彼女が妻となった。
ミャンマーでは、ミャンマーマジックに引っかかり、偽者のタバコをつかまされる。
ミャンマーマジック = ミャンマーで、ある銘柄のタバコを買い、タイに持ち込んで売ると、よい値段で買いとってくれるという情報だが、タバコを買い、税関で見つからないようにと店の兄ちゃんに包んでもらう時点で実は、安物のタバコにすりかえられている。タイに入って包みを開けるとあらびっくり。本当に目の前で手品を見ているようだった。
中国では今回の投資に関係ある人民元を初めて手にする。もちろんこの時点では投資をするなんて思ってもいない。
中国での貧乏旅行の厳しさを知る。旅のよい仲間と出会う。
その仲間と、チベットへ、ヤミタクシーをチャーターし、アタックをかける。標高5200メートルを駆け抜ける。
チベットこそが今まで、捜し求めていた私のルーツだったことに気付く。
チベットからネパールへは四駆の車とドライバー、ガイドを雇い国境を目指す。ガイドのお姉ちゃんとは毎日けんかだった。
ネパールで、ヒンドゥー教の修行者、サドゥーにすごい技を見せてもらう。←ここでは言えない。(本に記載してある)
インドではブッダガヤ(ブッダが悟りを開いたといわれる場所)の寺で一週間、座禅を組み瞑想をする。
フィリピンでは、睡眠薬強盗に遭い、地元の日本人向けの新聞に載り、ちょっと有名になる。
ブルネイでは、国王が持っているタダの遊園地に行くも、実は有料になっていてことにがっかりする。
その他、いろいろ・・・・
そのような約2年の貧乏旅行を経て、持ち金を使い果たし、何とか無事に帰国。その後結婚し、二人の子供に恵まれ、今に至る。