成川田の神石像

 明和8年(1771),成川下原の二才中(15,6歳〜24,5歳の青年達)が造ったものと伝えられる。短い袖の上着にたすきを掛け,下着は裁着けばかまを着けている。右手には小さなしゃもじ,左手にはだんごのようなものをのせている。
 薩摩半島の南端部には田の神石像は少ないが,均整のとれた安定感のあるこの石像は,古い田の神像の南限を示すものだ。

【駐車場等】
 無し

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