島津斉彬公掘井碑新二基

 島津斉彬公掘井碑新旧二基は,東方木之下にある。安政5年(1858),二月田に湯治に来た島津斉彬は,指宿の大干ばつを目の当たりにし,将来に備えて,東郷吉左衛門らに97の井戸を掘らせた。翌年,井戸を掘った記念としてこの掘井碑が建立された。その後,碑文が読みづらくなったため,息子の東郷平八郎が書いた碑文と添え書きをもとに宮里源之丞が昭和12年に新しく碑を建てた。

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