殿様湯跡

 現在残っている殿様湯跡は,天保2年(1831)に第27代薩摩藩主島津斉興によって二月田に設けられたものだ。
 浴槽は,お湯が4つの湯つぼを次々に回って適温になるように工夫されている。浴室には洋風のタイルが使われており,大変豪華なものだったことがうかがえる。なお,弘化3年,斉彬が二月田温泉に滞在中に火事が起き,Mア家に避難したとの記録が残っている。

【駐車場等】
 有り

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