弥次ヶ湯古墳
弥次ヶ湯団地建て替え事業に伴う平成10年の発掘調査で弥次ヶ湯古墳は発見された。 古墳は円墳で,墳丘の直径は約17.5m,周溝の幅は約2mを測る。弥次ヶ湯古墳の発見までは,川内川より南の薩摩半島は古墳の「空白地帯」と考えられており,当時の墓は土こう墓(土葬の墓)が主流と見られていた。 この発見で日本の古墳の分布が薩摩半島の南端まで広がることが判明,国内最南の古墳となった。現在は,保存のために埋め戻され団地の中の公園となっている。
【駐車場等】 無し
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