刻み地蔵

 刻み地蔵は,池田湖の畔の池崎にある洞窟に彫られている。この刻み地蔵にまつわる伝説がある。
 「清見城の城主池田信濃守(いけだしなののかみ)が知覧の佐多伯耆守親久(さたほうきのかみちかひさ)に攻められた時,池田信濃守の家老の息子は城主の夫人や姫を連れ出し逃げた。そして,この洞窟で戦死した人々のために食事もとらず仏像を彫り,完成すると同時に餓死した」という。
 この伝説から刻み地蔵は「餓死御前(ひじんがごぜん)」とも呼ばれている。

[駐車場等]
 1台有り

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