50 孝女「袈裟子」(けさこ)の碑
孝女「袈裟子」の碑は、岩本消防分団車庫の前にあります。1780年、岩本字高目浦に生まれた袈裟子は生まれつき話すことができず、妹を早くに亡くし、一人で両親の世話をしたそうです。苦しい生活の中で昼は仕事にはげみ、夜は寝ずの看病をするなど、たいへん親孝行な娘でした。それを知った今和泉島津家の殿様は、その親孝行ぶりをほめたたえ、袈裟子が51歳で亡くなるまでお金と米を送ったと伝えられています。
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