25 揖宿神社能面  
  25 いぶすきじんじゃのうめん  
  昭和34年6月10日 県指定  
     
   
     
 

日本の古典芸能である「能」(のう)や「狂言」(きょうげん)は、もともと中国大陸から伝わった「散楽」(さんがく)などの音楽舞踊が日本の中で変化していったものです。室町時代に、父である観阿弥(かんあみ)の遺訓(いくん)をもとに、息子の世阿弥(ぜあみ)が、「花伝書」という書物にまとめ、この芸能を完成させました。揖宿神社の能面には、室町時代の作品と考えられるものが三面あり、面にはそれぞれ「尉面(じょうめん)」、「姫面(ひめめん)」、「狂言面」と名前がついています。神社では「能」や「狂言」などの芸能を奉納(ほうのう)することがありますが、これらの面はそうした祭りの時に使われたものと思われます。日本で「能」や「狂言」が完成されたころの能面は、数も少なく貴重なものです。

 
   
   
 


のうめんをしらべて、すごくこわかったし、べんきょうになったので、よかったです。

柳田小学校5年

 
   

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時遊館COCCOはしむれ
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